kintoneアプリのレシピをAIが考えてくれるツールを作りました
夏休みの自由研究2023ということで（？）kintoneのアプリのレシピをAIが考えてくれる RECITONE というWebツールを公開しました！
会員登録や利用料金などは不要で、Webブラウザーからすぐに使えるので、よければ実際に試してみてください。
作成の背景
みなさんご存知だと思いますが、kintoneは、ドラッグアンドドロップの簡単な操作でフォームを作ることで、情報を蓄積するデータベース（kintoneでいうアプリ）を作ることができるサービスです。
ドラッグアンドドロップだけの簡単な操作で、いろんなデータベース（アプリ）を作ることができる一方、その自由度の高さから、どんな項目（フィールド）を用意したらいいのかが分からずに、アプリ作成の手が止まってしまうこともあるかと思います。
また、アプリを作って運用が始まったあとからフィールドを追加すると、これまでに登録したレコードを遡って新しいフィールドにデータを登録する作業が発生してしまいます。
アプリを作る前に、アプリでやりたいことや集めたいデータをもとに、必要と考えられるフィールドをレシピとして提案してくれるツールがあれば、アプリ作成時に悩むことや、運用後にフィールドを追加する手間を少しでも減らせるのではないかと思い、作ってみました。
仕組み
「営業担当者の日報を管理したい」のように、kintoneアプリでやりたいことや、収集したいデータを入力することで、AIが必要なフィールドの「フィールド名」「フィールドタイプ」をレシピとして提案してくれます。
「チェックボックス」や「ドロップダウン」などの選択式のフィールドタイプの場合、選択肢の候補も挙げてくれます。
いくつかのフィールドタイプが提案されることもあります。フィールドタイプの部分のドロップダウンから、そのほかの候補を確認することができます。
技術的な内容については、個人ブログに記載しています。よければご覧ください！
想定される使用例
アプリ作成前に利用することで、提案されたレシピを参考に、よりスムーズにアプリが作成できるようになることを想定しています。
アプリを作り慣れていない方はもちろん、AIの作るレシピを参考にアイディアを膨らませるというように、ヒントとして幅広い方に活用していただけると嬉しいです。
udcstore の紹介
こんな僕が運営している udcstore では、すぐに業務に使えるkintoneアプリやカスタマイズを販売しています。
また、アイディアボックス にアアイディアを投稿することで、希望のkintoneアプリやカスタマイズが udcstore で販売されるかも知れません。
※制作・販売をお約束するものではありません...
もしよければ、udcstore や アイディアボックス も覗いてみていただけるとうれしいです。
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