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【紙もの発行所】第3回目「デザインについて考える」

2月から始まった「紙もの発行所」。この企画では、”何かつくってみたい!”と集まったメンバーが、ワークショップを経て紙ものをつくり、第4回のうだつのあがる古本市の「紙もの産直市」でお披露目することを目指しています。

第1回のアイデア出しから、第2回の文章講座を経て、今回は「デザイン」について学びました。

私たちの身の回りのものは、すべてのものがデザインされています。そんな身近なようでどこか遠いように感じる「デザイン」とは一体何なのか?をお話ししました。

紙もの発行所において、私たちはデザインを「情報を相手に分かりやすく伝える手段」だと捉えています。紙ものを通して伝えたいことを100%伝えるためのもっとも良い形が何なのかを考え、形作っていくプロセスが”デザインする”ということです。

そんなデザインの方法について、アイデアができてからデザインするまでの流れを共有しました。

その後は、各々に分かれて制作タイム!この日は少人数だったため、もくもくと作業しました。今までおぼろげだった「作りたい」ものの下書きを書いてみて、「この方向で行こう!」と決まった人も。

私は、自分のライターとしての活動をより多くの人に知ってもらうためのお手紙を作ってみることにしました。私は「MADO」という屋号で活動していて、MADOという言葉には仕事の姿勢や徳島にもたらしたい光について意味を込めています(詳細は冊子をご覧ください) 。

MADOは、窓という意味も兼ねています。そこで、私の紙ものは、窓と人の間にあるものと捉え、タイトルは「Curtain(カーテン)」に決めました。カーテンをイメージしてみると、両側に開く絵が浮かんだので、両開きになるように折ってみます。

リソグラフで1枚目に出てきたもの。何枚か刷るうちにインクが載ってきて色が濃く出ます。

原稿とデータができたので、試しに印刷!会場のYohak letter pressさんには輪転機があり、可愛いインクが揃っています。この日は試し刷りで印刷して、次回はわら半紙を持参して印刷することにします。

次回は本番の紙に印刷したいと考えています。原稿もまだブラッシュアップ中!できた紙ものは5月26日(日)の第4回うだつのあがる古本市「紙もの産直市」にてお披露目予定です♫お楽しみに!

\出荷してくださる方を募集中/

この企画では、フリーペーパーやZINE、ポストカードなどの”紙もの”を産直市のように販売・配布します。 産地直送で生産者の皆さんが制作物を直接届ける場です。これを機につくるもよし、これまでつくったものを出荷するもよし、数部(数冊)での参加も大歓迎!たくさんの方のご参加、お待ちしています。※紙もの産直市は、紙もの発行所にご参加いただいていなくてもご参加いただけます。

※この目的は、「つくる」ことを目的としていますので広告や宣伝など、それ以外でのご参加はご遠慮いたします。


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