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【紙もの発行所】第1回目「なんのために作る?」


今回のnoteは、先日2月3日に開催した「紙もの発行所」ワークショップ第1回目のレポートです!
第1回目から参加者の皆さんや実行委員の「つくりたい!」気持ちがあふれて飛び交っていました!その模様を、スタッフ兼参加者の目線でお送りします✒️

ワークショップの会場は、美馬市脇町にある印刷所兼宿泊施設「ADLIV」内のワーキングスペース「Yohak Letter press」さんです。こちらには、リソグラフ印刷機や断裁機など自分で本や紙ものを作れる機材が揃っています。

ワークショップはまず皆さんの自己紹介から始めました。様々な場所から「なにかをつくりたい!」という同じ目的を持った人々が集まっている!と既にわくわくが始まっていました。

自己紹介のあとは、今回のテーマでもある「なんのためにつくる?」についての考えの共有を行いました。「ZINE」を作りたい理由や目的をポストイットに思うままに書き、発表してもらいます。

自分や相手のことを知りたい、一生に一度の思い出作りの証、対話のきっかけづくり…。自分のために表現をしたい、形にしたいという思いを聞いたとき、ZINEをつくる目的とは思いや考えを伝えるためだけではないということに気づき、目からウロコでした!自己表現の幅は無限大なんだなぁ…!

続いて、「なにをつくる?」に考えをシフトします。自分が思う「紙を扱って表現ができるもの」のアイデアをまとめて提案し合います。

すると、どんどん出てくる「紙もの」の案!住む場所や考えが違う参加者の皆さんによる溢れんばかりのアイデアに驚くばかり!栞や巻物、ガーランド…。自分にとってZINEとは冊子のタイプのものばかりを浮かべていたのですが、どんどん飛び出すアイデアに「面白そう!」「それも紙ものとしていいんだ!」と感心させられました。そして、それらの紙ものにさらに自分の思いを詰め込んだらどんなZINEに仕上がるのだろう?とどんどん想像が膨らんでいきます。インプットとアウトプットが同時に進んでいて、とっても刺激に溢れる時間を過ごせました!

最後に、これらのディスカッションを踏まえて参加者の皆さんそれぞれにどんなZINEを作りたいかを考えてもらいます。住んでいる地域のこと、愛する文化のこと、自分の表現したいオリジナルの物語…。一つひとつ今すぐにでも触れて、読んでみたくなるものばかりでした!表現したいものがあるってとても素敵なことで、自分の活力に繋がるものだなと新たに気づきます。
スタッフ兼参加者でもある私ももちろん皆さんとZINEを作ります!自分自身がわくわくするためには、自分の好きなものを扱うのが一番かなと思い、最近始めた街歩きのことを自分の大好きなファッションや音楽のお話も混じえてぎゅっと詰め込んだZINEを作れたらと決めたのでした!

さて、2回目のワークショップでは「文章講座」を開催します。自分の思いを伝えるために大切な「ことば」について私たちとお話をしましょう!
次回もお楽しみに!

文:ミスミアヤカ 

↓第2回の詳細はこちら↓




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