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ファインダー越しの人

僕らは映像や写真を撮っていただくことが多い職業です。

どうしたら自分の人柄、生き方、活動方針が伝わるだろう?と日々模索しながら生きているわけです。

映像や写真に残し、どう見えるかを考えてSNSなどにアップする。

そんな作業に慣れていた中、先日「写ルンです」で写真を撮っていた子がいて、ちょっと気付いたことがあります。

後日その写真をデータで見せてもらいました。

インスタントカメラのアジは、思いのほかめちゃくちゃ良いという発見。
それ以上に、僕はその子が「どう構えて写真を撮っていたか」を意外と鮮明に覚えていることにハッとしました。

なんだろう、この感覚は。
恋?
いや違う。

しばらくして、数年前の大きなイベントの写真をまとめている時に、また同じ感覚になりました。

当時、僕のマネージャーをしてくれていた子が撮った写真。

僕の表情や、背中や、空間を追いかけて撮ってくれている姿が浮かびました。

音楽もそうですが、写真や絵やダンスからは、その人柄や思いがにじみ出ているものです。
もっともっと良くしたい、見逃すまい、そんな息づかいが聞こえてきました。

敬意とワクワクと応援。
一生懸命さ。

足りない部分は色々あったけど、学んでも身につけられない大切なものを備えている人でした。
今は家庭を持ってブレイク中だけど、またこの人と仕事したいな。

その他にも、アーティスト写真を撮ってくれたり、ライブ写真を撮ってくれた人達の、その瞬間の姿を、一気に思い出しました。

そんなファインダー越しの人に、「ついていきたい」と思ってもらえる自分でありたいですね。

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宇田川ガリバー哲男

身体のハンディキャップを乗り越えてメジャーデビューを経験したアーティスト。
日本アーティスト協会の代表理事として、アーティストの職業化を推進中。
Umami+(ウマミタス)名義でクリエイティブワークも手がける。
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