演奏権について
著作権のうちの演奏権について話題になっています。
音楽教室から著作権料徴収へ JASRAC方針、反発も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170202-00000014-asahi-musi
しっかり演奏者へ還元してくれるのなら、徴収してもらえるのはありがたいことですね。
反発してるのは使用側とのことですが、提供する音楽演奏家が文句言う理由はなんでしょう?
無料でもっと自由に使ってほしいのなら登録しなければいいですし、これによって作品の流布が妨げられるといった懸念もポイントがズレていると思います。
「権利収入を得たい」という人が「ミュージシャンを目指す人が減る」と懸念するのも、競争率を考えれば矛盾してますし。
それは全く別の話で、攻撃するためにファンシーなネタ持って来ちゃダメです。
外見は教育や公共だとしても、ビジネスに使用しているのなら支払うのは当たり前です。
今までやってなかったじゃん!という気持ちはわかりますけど。
著作権に関する動きがこうして世間で話題となること自体が、一般の方がアーティストの権利について考える機会になっていることは間違いないですよね。
著作管理団体のやり方が嫌なら登録しないで自己管理すれば済むし、海外のやり方が好きなら海外でやればいい。
むしろ、本来なら法律を勉強して、自分たちの権利を自分たちで守るのがベストですよね。
それができないから管理団体や委託団体があるわけで、それもビジネスですから。
とにかく、前提は「きちんと権利者に分配されていればね」ってことです。
そこがブラックボックスなら嫌ですから、「オイコラフザケンナ」となりますけどね。
ともかく、自由に選べる時代なので、使う側も勉強してうまく使うのがマルだと思います。
海外ではアーティストは権利関係も学んで活動していて、周りにも浸透してるそうです。
どうやって稼ぐのか、権利はどう守るのか、方針を決めるのはアーティスト自身です。
それを周りと共通の理解にしていくのもアーティストの役割です。
文化はみんなで創るもの。
今からの若い世代は、変える力も情熱も持っています。
若い世代から変わるように働きかけていきたいですね。
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