主観と客観と関連づけ

何か素晴らしい作品がある時、素晴らしい活動を見つけた時、誰かに勧めたり紹介したくなりますよね。

そんな時、主観が強すぎて、他人には全く刺さらないことを一生懸命力説するシーンを見かけます。

というか、僕自身をそうやってオススメしてくれることもしばしばあるんですよね。

とてもありがたいし、どんどんやって頂きたい!

ですが、話を聞いてる人のリアクションがイマイチだと、何だか悪い気がしてしまいます。

「あなたがオススメするなら全力で応援する!」という人もいれば「いやその趣味、人それぞれだから」と感じる人もいます。

では、どう紹介してもらいたいのでしょう?
また、どんな人と繋がりたいのでしょう?
個人で活動する人は、そんなことを考えておくのもいいと思います。

普段から飾らないキャラで、あまりドヤったりするのが好きではない人でも、人に紹介してもらうことで間違いなくチャンスは広がります。

客観的にみてどうオススメか、どうスゴイか。
こんな時にサラっと言ってもらう材料を用意しておくことは、やはり必要なのです。

知る人ぞ知る人と共演したことを、その人を知らない人が聞いてもピンときません。

毎朝200人の前で朝礼をするサラリーマンに、200人のワンマンライブをやったと言っても、数字の上では響きません。

客観的に素晴らしいことを証明でき、分かり易いキーワードがあり、聞いた人が誰かにも自慢したくなるような文句があるといいと思います。

芸能人との共演やメジャーデビューなど「誰が聞いても分かり易いステータス」または、〇〇の殿堂、〇〇で有名など「説明つきで価値が伝わる」ことなどです。

一見、「スゴさアピールとかダサい」「いやらしい」とか思われるかもしれませんが、口コミで支持してもらったり人気商売であるならば、第三者にとって親切なことを優先すべきだと思うのです。

そして、もうひとつ、ビジネスに直結させるために必要なことがあります。

それは、「そのスゴさが自分にどう関係するか」を連想してもらうことです。

例えば、「こうスゴイから、あなたの会社のPRイベントにどう?」「ボイトレ教わってみたら?」「イベントに出店させてもらえば?」など。

どう生かせるかを関連づけてもらうことで、ぐっと距離が縮まります。

どんな業種でも、お金を頂いている以上は、自分の視野ではなく、まず他人の視野で考えていくことが大切だと思います。

そして、他人の主観にもこういった課題があるので、それを見越したブランディングがあると親切なのだと思います。


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