食えるアーティストの条件

「売れる」というのは曖昧な表現です。

・経費を引く前の売上がべらぼうに上がる
・手取りの収入が平均所得より高い
・特定の年代や層の知名度が高い
・老若男女の知名度が高い

「実績」もまた曖昧な表現です。

・社会や何かの売上に寄与する
・PRの効果を上げる
・大役を与えられる
・特定の分野の知名度UPに寄与する

こういった、売れたり実績を手に入れることが「食う」という表現なのだろうと思っています。

僕が思うに、そうなるためには3つのことを満たす必要があります。

まず、「ニーズ」と「数字」です。
かなりドライですが、これからは逃れられません。

その場にとどまるのではなく、ニーズのあるところを嗅ぎつけていくこと。
これは単純ですが、こだわりとか時間の制約とか、何かと理由をつけて後回しにしてしまいがちです。

数字は、売上、集客、フォロワー数、再生回数、友達の数、何かが速い、売り込んだ回数とか、なんでもいいですが、人に負けない物を提示できるといいです。
第三者が参考にするもので、負ける理由にも、勝つ理由にもなるものです。

僕の知り合いの迷言で「ブサイクだから勝てないと嘆く前に、数字で勝て。ブサイクに逃げるな。」というのがあります。
なんだそれ!

そして3つ目が「実力」です。
というか実際は1つ目にくるべきものですね。

運や才能というのは、絶対に存在すると思います。
しかし、その職業の「技術」「知識」「経験値」を高めていくと、時にそれらを凌駕します。

「人柄がいいけど腕は悪い歯医者」
「教えるのは上手だけど書き順がめちゃくちゃな教師」
「コーヒー作りが下手なスタバのバリスタ」

彼らにいくらで、いや、そもそもお仕事を頼むでしょうか。

僕はお仕事としてお金をもらうべきボーダーとして、「ニーズ」「数字」そしてなにより「実力」を備えていることが必要最低条件だと思います。

それらを客観的にジャッジしてコンサルする役割も必要なので、僕はそういったこともやったりします。

すると、ほかの職業のことを知る機会が増え、アーティストに足りないことも見えてきます。

日々学びの機会に感謝しています。


★ガリバー宇田川HP★
https://udagulliver.themedia.jp/

★レッスン生募集中★
「ガリバー宇田川のボーカルコーチング」を個別で行っています。
詳細はこちらを御覧いただき、ご理解の上お申し込みいただけますようお願いいたします。
→ボイトレのはじめ方|ガリバー宇田川|note(ノート) https://note.mu/udagulliver/n/nfb8f0288180f
遠方の方も、SkypeやLINEビデオ通話などで対応可能です。

投げ銭を頂けると一層活動のモチベーションが上がります! 音楽や文筆の創作資金としてご支援をお願いいたします★