打ち合わせのマナー

一般企業、官公庁、フリーランスなど、様々な方と打ち合わせをする機会が多いです。

大前提として「打ち合わせは仕事ではない」ですが「打ち合わせを制す者が全てを制す」ということです。

プロジェクトなど実際にお金や人が動くことが「仕事」であり、「打ち合わせ」を仕事のつもりでガンガンスケジュールを埋めていっても、「やってるつもりで満足」してしまいがちです。

しかし、打ち合わせの場で、仕事の90%が決まるのも事実です。

いい打ち合わせをするには、「打ち合わせの前の準備と心構え」が必要なのです。

打ち合わせは基本1時間まで

社会人経験をしていくと、アポを取る際には30〜60分で面談時間の確保をお願いすることが、だいたいどの業界でも共通しています。

アーティストやフリーランスになりたての人などはよく2時間も3時間も話したがりますが、それは「食事かお茶のついでのお話」ですよね。

1時間でしっかりと現状を伝え、提案、具体的アクションを決定できるよう準備して臨むのがいいと思います。

ブレストなのか詰めなのか提案なのか

アイデア出し=ブレインストーミング(ブレスト)の場合はラフに「ちょっとお話してみたいです」のテンションでいいと思いますが、このケースは初訪問ではなく、関係性がある程度近くなっているケースか、仕事に直結しない情報収集段階のクライアントのケースだと思います。

詰めの打ち合わせならば、議題を決めておくと効率的です。

提案の場合は、相手の興味をひくサービスをまず打ち出して、相手のニーズや課題も調べた上で臨むといいと思います。

PCや資料は持参

最近はノートPCを持って行動している人が増えましたが、社会人で営業やクリエイターをしている人は必携が男女とも当然になっています。

「もう一押し」「資料を修正」で話が決まることがよくあるので、スピード感が大切です。

打ち合わせでPCも資料も持ってきていない人は、少なくとも僕は「おや?」と思って見てしまいます。

立場をわきまえる

貴重な時間をいただくわけですから、自分の立場が上でも下でも、相手への敬意は何より大切です。

仲がよくなると、たまに人のビジネスについてや、方針についても口出ししてしまう人がいますが、これはタブーで、絶対にやってはいけません。

「仕事」はその相手が積み重ねた実績あってのものです。
無責任に人のビジネスに口を挟むと、一発で信頼を失くします。


と、社会人にとっては当たり前のことですが、これからフリーで活動していくアーティストはこういったことを意識するのが大切だと思います。


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