DIGGIN' 久保田利伸 『Muro Presents KING OF DIGGIN’』 2019.7.24
MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ パーソナリティのMACKA-CHINです。
MURO:MUROです。
MACKA-CHIN:MUROさん、今晩もよろしくお願いします。
MURO:よろしくお願いします。
Muro Presents KING OF DIGGIN’ とは
MURO(ムロ)の膨大な音源から毎週テーマに沿ってお届けする、贅沢な深夜のDJ MIX音楽番組。MC MACKA-CHIN(マッカチン)と共に、レコードの世界をとことん深掘るTOKYO FM 唯一音源が全てレコードの生MIX番組。
MACKA-CHIN:さあ、今日もこの半蔵門の、東京FMのスタジオは、もりじいと愉快な仲間たちとでも言いましょうか。とにかく色んな方がいらっしゃって。
MURO:いやあ、賑やかで良いですねえ。
MACKA-CHIN:はい。愉快にお届けしていこうと思っているわけですが、今日はちょっと僕、緊張してるんですけど。
MURO君のマイメンであるDEV LARGE(デヴラージ)さんとかをこの世に出してくれた本根(誠)さん。今、東洋化成にお勤めですけど。
本根さんがいらっしゃってくれていて。
MURO:ありがとうございます。
MACKA-CHIN:この間、本根さんがYou Tubeでレコードの拭き方みたいなのを話してる番組があって、ちょっと見たんだけど、水で拭いちゃいけないんだってね。そのカルキが、みたいなこと言ってて。
MURO君、レコード掃除とか、クリーニングみたいなこだわり。
MURO:高級ブラシみたいなのをもらって、あれを。
MACKA-CHIN:あ、高いやつでしょ。
MURO:そう。
MACKA-CHIN:毛のやつでしょ。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:あれ、でもどう?良い?やっぱり。
MURO:良いですねえ。
MACKA-CHIN:レコードのメンテっていうのも、平日に、僕らはやっぱりやらないとね。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:じゃあ、週末に向けてとか。特に野外とかあると、砂とか、そういうのもあって、意外とレコードのメンテというのは、MURO君も気をつけているとは思うんですけど。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:僕は、無水エタノールというのがあって。
MURO:はいはい、はいはい。
MACKA-CHIN:薬局で買えるんですけど。それ後で本根さんに正しいかどうか聞いてみようかと思って(笑)
MURO:(笑)
MACKA-CHIN:ということで、本日のテーマを、まずはMUROさん、発表していただいて。
MURO:はい。7月の24日水曜日、久保田利伸さんの誕生日。
MACKA-CHIN:キター!キター!MURO君、久保田利伸さんは面識ありますか?
MURO:一度だけお会い、二回か。はい、お会いさせていただいて。
MACKA-CHIN:それはお仕事で?
MURO:何かやりたいねみたいな話から。はい。レコード聴き合ったりとか、そういうことがありました。
MACKA-CHIN:僕的なイメージですけど、久保田さん、今日でちょうど57歳ということですけど。やっぱ僕的なイメージはドラマの主題歌とか。
MURO:はい、そうですね。
MACKA-CHIN:とはいえ、そんなにあんまりテレビの歌番組とかにも出ているイメージはない感じでもあるんですけど。MUROさんが、そういう仕事したいなあみたいな。
MURO:僕は、96年に渋谷に洋服屋さんを出して買い付けに行くようになって、久保田さんニューヨークにもお住みになられてたので、あちらでちょこちょこお見かけはしてましたね。
MACKA-CHIN:ああ、じゃあもう、本当に向こうで本格的に。
ブラックミュージックを日本でやられているっていうのは多分みんな、なんとなく知ってると思うけど、本当に向こうに住んでて。
MURO:ですね。先駆けですよね。だから、色んなプロデューサーとも、向こうでレコーディングされてましたし、当時から。
MACKA-CHIN:向こうのそういうヒップホッププロデューサーとか?
MURO:うん、そうですね。
MACKA-CHIN:へえ~。なるほどなるほど。「You were mine」って曲があって、7インチもあるんですけど、あれたしか、短冊の8センチCDがあって、日本で一番最初の短冊のCDは「You were mine」だって聞いたことがあるんだけど。
MURO:へえ~。
MACKA-CHIN:でも、たぶんそれぞれ、コロンビアだったらコロンビア、ソニーだったらソニーっていうか、それぞれの、たぶんファースト、8センチっていうのがあるんで、色々謂れがあるんだと思うんですけど、たしか久保田さんもたぶんソニーの中で短冊、一番最初だったとか。そんな話聞いたことがあるんですけどね。
じゃあ、今日はさっそくですが、MURO君が。
MURO:そういう、またビッグチューンないんですけど。
MACKA-CHIN:ビッグチューンなしの。
MURO:残念ながら(笑)
MACKA-CHIN:いや、それが楽しいんですよ。
MURO:あと、2000年代が多いですね。はい。
MACKA-CHIN:うんうん。で、それをいつもこの番組ではレコードでお届けしてるんですけど。レコードはあるんですか?
MURO:はい。借りてきちゃいました。30周年の時にリリースされたボックスセットっていうんですか。10枚組の。
MACKA-CHIN:やっべ~。
MURO:これ欲しいんですよね、僕も。
MACKA-CHIN:出てるんですね、やっぱ。久保田さん自身も、そういうレコード会社と関係なく、たぶんレコード出したいっていうのがあったのかなあ。
MURO:絶対、本人も好きだと思います。
MACKA-CHIN:そうですよねえ。じゃあ、さっそく、ちょっとMURO君。準備をしていただいてよろしいですか。
MURO:はい。
MACKA-CHIN:久保田さんは、この東京FMでも、「プラネット・フレーヴァ」っていうラジオ番組とかも、以前はずっとやられてたみたいで、こういうタイミングでちょっと、この東京FMの、また電波に乗っけて、MUROさんが掘り下げる久保田さんのアルバムの中からの名曲、あるいは面白い、良い、かっこいいって曲を、音の旅としてお届けできればと思います。
MURO:はい。お願いします。
MACKA-CHIN:じゃあ、MUROさん。準備よろしいですか?
MURO:はい。
MACKA-CHIN:はい。ではそろそろ行ってみたいと思います。2019年7月24日、今日は69回目の放送ですね。テーマは『DIGGIN’ 久保田利伸』でよろしいでしょうか。
はい、行ってみましょう。
ソングリスト
1. 無情
2. Because of U
3. Too Lite 2 Do
4. 24/4 〜Nite And Day 〜
5. As One
6. ちょっとそこまで
7. Jungle Love
8. Upside Down
エンディング
MACKA-CHIN:80.0 東京FM MURO Presents KING OF DIGGIN’ ここまでは、今日は久保田利伸さんの誕生日ということで、MUROさんによる『DIGGIN’ 久保田利伸』でお届けしてるわけですが。
MURO:はい。ありがとうございました。
MACKA-CHIN:いやあ、本当に邦楽に聞こえない。洋楽に聞こえるし、久保田さん自身がすごくこだわって音楽を作られてて。
MURO:うん。熱意が分かりますよね。
MACKA-CHIN:さらに、アメリカのブラックミュージックに寄せてて、いかにこれを日本語に落とし込んで、日本のミュージックの、そのミュージックシーンにというか、そこに全力でぶつかって作られてたんだなっていうのを改めて感じたわけですが。
MURO:ありがとうございます。
MACKA-CHIN:さすが、MURO君の作る世界観がすごく久保田さんを楽しく。
MURO:ありがとうございます。新しい発見がしてもらえたらね。違った聴き方。
MACKA-CHIN:しかもやっぱ、この番組のこだわりである、このレコードで出来ちゃうところが。
MURO:そうですね。
MACKA-CHIN:このボックスセットっていうのがあって。
MURO:良いですね。欲しくなっちゃいました。やっぱり。
MACKA-CHIN:うん。さらに、今日かけていただいた楽曲をちょっと軽くですが、掘り下げられればと思うんですけど。
僕的には、やっぱAl B. Sure!の「Night and Day」。
MURO:素晴らしいですね。
MACKA-CHIN:素晴らしい。
MURO:あれ、僕リアルタイムだったんで。Al B. Sure!のほう。
MACKA-CHIN:ねえ。これをちゃんとクリアランス取られて、ちゃんとカバーして、ちゃんとやられてるっていうところとか。
MURO:素晴らしい。
MACKA-CHIN:あと、今回かけれなかったけど、Caron Wheeler(キャロン・ウィーラー)が一緒にやってる。
MURO:はい。Grover Washington Jr.のカバー。
MACKA-CHIN:カバー「Just The Two Of Us」とかも12インチがあったりとか。
MURO:1曲めにはMos Defのラップが飛び出したり。
MACKA-CHIN:そう。ねっ!この一曲めの「無常」っていうのは、featuring Mos Defでしたね。
MURO:ですね。あと「Nothing But Your Love」という曲はJay Deeがやってたり。J Dilla 。
MACKA-CHIN:J Dilla 。とにかく向こうのアーティストともコラボレーションして、とにかくブラックミュージックに寄せて、日本での音楽をちゃんとやられてたというのは、本当にリスペクトしかないですね。ということで、もうお時間、あっという間なんですけど、今年は5年ぶりの全国ツアーもあるということで。
MURO:うん。
MACKA-CHIN:本当に、久保田さん、もう57歳とは見えないですけど。お誕生日おめでとうございます。
MURO:おめでとうございます。
MACKA-CHIN:そしてツアー楽しみです!ということで、ここまではMACKA-CHINと。
MURO:MUROでした。
MACKA-CHIN:また来週~。
過去の放送一覧
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