日本語IB受講者。声を大にして伝えたいこと。

IB教育って、日本ではなかなか聞かないですよね。
私も知らなかったです、私が実際に日本でIBをするまでは。
実際に日本の高校生や大学生で知ってる人が私の周りにはいなくて、知ってる人がいたらめちゃめちゃ嬉しくなります笑

IBとは?

IBとは国際バカロレア・ディプロマ・プログラム (International Baccalaureate) の略です。これは16歳から19歳を対象とした世界中で行われてる2年間のプログラムです。このプログラムを通して国際的な視野を持つ人の育成を目指しています。

日本では多くのインターナショナルスクールで実施されており、そのほとんどが英語で受講します。
現在は段々と日本でも広がってきており、日本語でIBを受講できる学校が増えてきているようですね😌

私はそんなIBを高校2年生の時に日本で、そして日本語で行いました。

IBをやるには英語ができないと、英語の成績が良くないとダメ

結論から言わせてもらうと、そんな事ない。です。

IBをするかどうか悩んでいる子やその親御さんに必ずと言っていいほど、
「英語ができないとIBは難しいですか?」と質問をいただきます。

確かにIBは国際的に認められており、IBを取得できた場合は海外大学への進学が有利になるため、英語ができる、英語が得意で有ることに越したことはありませんが、日本でできる、日本語でできるIBは英語が出来るかは関係ないと思っています。

もちろん科目によってはオールイングリッシュで受ける授業がある可能性がありますが、IBをやっていた身からすると英語が出来るかよりも多くの視点から物事を見ることができるのか、そしてそれを相手に伝えることができるのかが重要になってくると思います。

IBは先生が前にたって生徒が授業を聞いてノートを取る、いわゆる座学スタイルではなくて自分で疑問を見つけそれを仲間とディスカッションをしたり、自分の学びをプレゼンしてみたり、大学生みたいな事をします。

疑問なんて浮かばない、問題提起なんて難しいってよく言われますが、疑問ってなんでもいいんです。

先生に呼んでこいって言われた小説ででてくる「ばなな」の単語が途中から「バナナ」ってカタカナになってる!なんで!?!?とか😂
「死刑制度」に対してどう思う?とか。

それに対してみんなで考えていくんです。こんな反論があるな、こういうふうにも考えられるな、っていろんな視点から見ることが大事になってきます。

IBではたくさんの意見を聞いて理解して、尊重することが重要になってきます。

英語を理由に諦めないで欲しい

過去にIBを検討していた後輩も英語を理由に諦めてしまった子も多くいます🥲

英語で受講しなくても、かなり広い視野は手に入れられるし多方面からの物事見ることができるようになります。
うまく伝える練習、聞いて理解する練習、偏見なく物事を考える練習。座学では得ることができない多くのスキルを学ぶことができ、どれも今の私に大きく役立っています。

IB受講者が伝えたかったこと、ちょっと伝えてみました。
ここまで呼んでいただきありがとうございました😌🙏🏻

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