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#31 カウタイムバジェットで最も重要と思う事

道東の酪農家さんを巡回します。つなぎ飼養、スリーストールもパーラー、搾乳ロボットと様々な飼養管理形態の酪農場を巡回します。飼養規模も搾乳40頭から400頭まで様々で、牧場主さまの考え方も異なります。

同じなのはホルスタイン種であること。
これが重要と思います。
飼養されているのは乳牛です。

カウタイムバジェットという言葉をご存知ですか?
乳牛のタイムスケジュールです。この中で重要な時間が休息時間です。

泌乳牛で12時間以上の休息時間があるか?

これを基本にして各農場の牛の状況を観察します。


飼料設計は3番目です。
これは2番目に何が大切か?ではなく、私の中では、飼料設計の他にもっと重要な事柄があります。


ともあれ、牛にとって必要な時間が最も長い“休息”がキーワードになります。休息が十分に実現出来ている牧場ほど上手くいっていると感じます。
今日も、カウコンフォート、カウシグナルを五感で感じましょう。牛との会話を心掛ければ、必ず良いアドバイスをくれるはずです。牧場に行くときは1回は必ず時間をとって、牛との会話をしましょう。


牛の健康と笑顔溢れる牧場を共に…

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