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#65 乾乳牛の給与メニューを考えてみる

乾乳牛の給与メニューについて考えてみる!

特に周産期疾病の多い牛群の乾乳について。

現状
すでに過肥気味の牛が多いと思われます。
このようなケースでは泌乳期からの調整が必要でしょう。だた、ある事情で乾乳牛だけの設計です(乾乳一群)。

現状の評価から行ったこと。
①現状の乾物摂取量を維持…ただし変更後の摂取量を確認します。
②エネルギー濃度を下げます。粗飼料割合を上げていきます。
③センイ濃度を上げます。摂取量は要注意。
④NFC、デンプン濃度を下げます。
⑤Ca濃度0.8%、Mg濃度0.4%前後に調整。
⑥ビタミンEを3,000IU/日、有機ミネラルを給与
⑦MP(代謝タンパク質)1,200~1,300g
⑧信頼しているバイパスコリン製剤の給与

重要なことは、牧場会議です。

乾乳メニューの変更について皆さんの意見を聞きます。聞いた後、一つの目標に向かってみんなで進みます。
そして、観察、修正、会議を繰り返しましょう。
諦めず良くなるまで、みんなでやりましょう。


牛の健康と笑顔溢れる牧場を共に

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