見出し画像

#71 配合飼料のTDNより穀類割合の方が大事と思う

先日、訪問した牧場…
やはりやっていました。素晴らしい。

育成牛に給与する乾草のカット。丁度良いサイズ。しかも消化率の値も良い。
牛は正直です。ルーメンパンパンでした。
勉強になりました。ありがとうございます。


さて、牛の栄養でエネルギーを表す単位が色々あります。

代表的なのがTDNです。
配合飼料のTDNは70~76%くらいが多いですかね。

TDN=可消化養分総量でしたかね。確か…

価格、CP濃度が同じ時、同じTDN73の配合飼料であれば、どの配合飼料も一緒でしょうか?


注目するところは配合飼料の表示票の中の穀類割合を確認しましょう。これが60%と45%である場合、私は穀類割合の高いものを選びます。
もう少し検討したい時は、飼料セールスパーソンにAMTSかNDSまたはCPMなどの飼料計算ソフトの評価をお願いしてください。
この場合のエネルギー評価はME(代謝エネルギー)に変わります。TDNよりもより正確にエネルギーを表現してくれていると思います。


牛の健康と笑顔溢れる牧場を共に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?