見出し画像

#32 UCMタイムバジェット公開!

酪農場の巡回を終えて帰ってきました。今回はその巡回について書いてみます。

朝7時に農場に訪問し、牛との会話開始です。
まず、乾乳前期、後期、分娩房、産褥、経産泌乳前期、初産泌乳前期、泌乳後期、BCS調整群…を見たところで、TMRの給餌が始まりました。

丁度牛の観察も一段落したので、TMRの切断長などの物理性をチェックし、食いつき、食べに来ない牛の状態、飼槽の込み具合などを確認。原料のサイレージをチェック、特に水分、発酵品質を確認し、ミキサーへの投入順番、飼料倉庫でビタミン、ミネラル等のサプリメントの使用状況を確認しました。

ここで心掛けているのは邪魔をしない程度に従業員さまと会話をします。この時に以外にも大きな発見があるものです。

牧場をいったん後にして、飼料会社さんとの待ち合わせの駐車場で面談に備えて、頭の中を整理します。飼料会社さんと合流後、酪農家さんとの約束の時間に再度訪問し面談します。
現状の生産性、TMRの食い、疾病の発生状況などを聞き取り、牛との会話から正しく現状を確認出来たかを確認します。

今回の変更点の提案は3つ。
①乾乳後期のベッド上のネックレールの位置変更
②分娩直後の群でミネラル、ビタミン給与
③飼料メニューの変更
やっぱり、飼料設計は3番目でした。

その後、乾乳後期、産褥期の採血を実施して酪農場を後にしました。(12時半)

これが、私のある1日です。
私の動向に関心のある方はいつでも同行可能です。ご連絡お持ちしております。


牛の健康と笑顔溢れる牧場を共に…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?