【旧ラスクロ】5/8無限祭のトーナメント使用デッキ解説【突風ウルド】

デッキリスト

2022/5/8に開催されたラストクロニクルインフィニティの公式イベント、無限祭の中で行われたイベントの中のひとつ、
旧ラスクロ、つまりTCGラストクロニクルの三世界構築トーナメント(老人会、ジオン残党軍、呼び方は色々)にて使用したデッキとその解説になります。
戦績は運もあってか全勝できたので、この後の無限祭で参加するぞ!という人の参考にでもなれば。
新しいプロモが入った三世界構築の環境も結構色々できて楽しいですよ。
これからも旧ラスクロのプロモが増えると嬉しいですね。
ラスクロインフィニティと一緒にTCGラストクロニクルも盛り上げていきましょう。

◆戦い方

序盤は土地を伸ばして、中盤以降は相手の攻撃を止め
主に時代3からは毎ターン新世の導きを使って時代4にして、
ウルスハの突風平原が置かれた状態でウルドを出して攻撃、
突風平原の効果でウルドが手札に帰るので、追加ターンで同じことを繰り返して勝つプランです。

◆マリガン基準

このデッキの弱点は土地(SS)が弱いと動きが鈍くなること。
そのため、マリガン基準はゴズオムかウルディのみ。
この2枚が来ないとキツくなりますが、それだけで詰むわけではないので来なかった時は粘りましょう。

◆各カードの主な役割解説

束の間の平和、停戦の使者
対ビートでは主に時代2以降、毎ターンこの2枚どちらかを使って攻撃をすべてストップさせます。
序盤から使いまくってしまうと弾切れしてしまうので、次の相手ターンで何点パンチが来るかちゃんと読んでライフの見極めが重要となります。
停戦の使者は、自分ターンエンド時に除去(白輝昇天など)を当てられると、当然ですが相手ターンで使えなくなり詰むときがあるので、相手のSSが立ってるか確認が必要です。
もう遥か昔のテクニックですが、停戦・平和は相手の戦闘フェイズに入ってから使用しましょう。
停戦・平和の効果は使用後に出てきた速攻ユニットには適用されず、攻撃できてしまうからですね。

レジェンドトウリョウ ジンエ
大量のコストを産みだすリソース源。
ゴズオムがすべての勢力の色を持っているので、場のヒストリーをワイプさせるだけでSSのゴズオムが回復して、好きな色のコストを産みだせます。
強すぎる。

除去される可能性も考慮して基本的には発展できるタイミングで戦場に出します。
時代1⇒2の発展で出せたなら状況に応じて本など好きなヒストリーを。
時代2⇒3の発展で突風平原をサーチします。
除去を当てられたら起きてるヒストリーを全部使うのを忘れないように。

ウルディ
基本的にはゴズオムをサーチして土地に置きます。
中盤以降、大烏をサーチしてソウルバーストも出来るので選択肢として考慮するように。停戦の使者の使用枚数が増えたりします。
ウルディCBの可能性を常に考慮して、序盤に出したウルディ、トポカ宮の踊り子は積極的にブロックに使ったりして捨て札に置きます。

魂を拾う大烏
停戦の使者を使いまわしたり、発展時に墓地に落としたウルドを回収したり。
戦場に出たウルドやジンエはまずもって墓地にいかない(白輝昇天で除外されるため)ので発展でそれらを手札に入れない場合は予備札として墓地に落としておくのは大事だったりします。

ウルド
デッキのキーパーツその1
出して殴る、手札に帰る。それだけ。
当たり前ですが3枚しかないので注意。
最後にしか使わないからと序盤土地に埋めたりしてると時代3になったタイミングで手札に無いとか
ルバルス鉱山や橙本で最後の1枚が土地に行っちゃった、とかがあるので残り枚数を考慮しましょう。

ウルスハの突風平原
デッキのキーパーツその2
ハンデスがありそうな相手だと手札に加えたタイミングで場に出してよし。
ハンデスがなさそうな相手にはギリギリまで手札で温存してよし。
基本は上述しましたが時代2⇒3の発展でサーチしてすぐ出します。

殴ったら手札に帰ってCIP持ちのユニットが使いまわせるので、相手に隙があればウルディやトポカ宮の踊り子も殴って手札に帰ることもあります。
このデッキには入っていませんが、新プロモのカルナも強い動きをします。
(そんなことされないだろ読みで)このデッキは実は聖膳が入っていないので、実は場の突風平原を壊されると窒息死します。ぐえー。
聖膳はデッキに1枚入れておくと、トポカ宮でサーチできたり、迅速な調達もあるので保険になります。
聖膳を採用すると副次的に相手ターンに厄災を置けるようになります、別にそんなことする必要もないのでやはり強いカードではないですが保険にはなります。

迅速な調達
束の間の平和、5枚ドロー(霊光)、時代上げ、EPICサーチ、除去反らし(光のマント)といった、捨て札にあるスペルカードならどれにでも変身する万能カード。
これと大烏があるので、発展で捨て札に送るカードは、この先の未来をよくよく考えて送りましょう。

トポカ宮の踊り子
場に出てもCBに来ても、スペル何でもサーチというアトランティカ随一の能力を持つユニットカード。
束の間の平和、5枚ドロー、ジンエが来ないときに時空の聖視、時代3以降は新世の導きと状況に応じたスペルを持ってこれます。
サーチしたカードはデッキトップに置かれるのでハンデスにも耐性があります。
すぐ欲しいときは青本を置いたり、新世の導きを使ってドローします。
トポカ宮の踊り子の存在があるのでスペルカード(時空の聖視を介せるのでEPICカードも)はピン挿しでも活用できるようになります。

砦崩しの精鋭投石隊
陽光ゴズ対策の苦し紛れに入れているカード。序盤の橙のSSが不足しがちなのでそういう役割もあります。
相手のSSにあるゴズを叩き割りましょう。それだけ。
EPICでもスペルでも無いのでこのカードをサーチする手段はありません。不安なら3積みしましょう。
対陽光ゴズの場合は、突風平原を置いて時代2に新世の導きを使ってこのユニットで攻撃し、手札に帰って毎ターンSSを割ります。
それをやっても陽光ゴズはレティシャメニズマや、青橙スペルで仕込んだウルディCBから回収されます。ずるい。
もっと陽光ゴズが怖いときは嘆きの雨も入れて、迅速な調達も駆使してSSを割りましょう。強いかどうかは分かりませんが。

ドヴェル・ガルグ
対天空紫の最終兵器。出すだけでOK。
実際は対天空紫も停戦・平和でなんとかなるのでデッキから外しても良い説が十分にあります。
突風平原を置いてる場合は全員に速攻が付くため、こっちのユニットまで吹き飛ぶので運用は慎重に。
…やはり、いらないのでは…。貴重なCA3枠です。

龍王の厄災日
いらないのでは疑惑の枠その2です。
ジンエもろとも吹き飛んでも構わないときに使ってください。
小テクとして、ジンエがいるときに配置したら効果発動前に厄災をワイプして1コスト産みだせます。

ルバルス鉱山
SSが起きた状態で追加されるので
ジンエがいる時は、ルバルス鉱山自身と合わせて単純に使えるコストが即時1増えます。強すぎる。
ただ、どのカードが土地に行くかが分からないので場合によっては出さない選択肢も持っておいた方がいいです。
大体は突風平原やウルドが土地に行ったら困る場合、ですね。普段はどんどん置いていきます。
本当に怖いなら魂の置換などのSSを触れるカードを採用しましょう。

クロノグリフ5冊
序盤から出せていればジンエが出たときにコストを産みだしてデカいアクションが取れるようになり
最終的にはルバルス鉱山・突風平原と一緒に青のコストを産みだす装置になります。
本自体の効果は別にこのデッキでは大したことないので
手札に来た順番に適当に出していっても大して問題ないはずです。
ただ、このデッキは白輝昇天が入っていないので相手のジンエを除去したいときは紫本頼みになります。

光のマント・ガイヴァナム
ウルドを守るカード。ジンエは最悪守らなくても良い。守っても良い。
ガイヴァナムは、相手がアトランティカ構築で停戦・平和を使いそうだったら出しましょう。殴れないと手札に帰れないので停戦・平和は許せない。
停戦・平和を使いたいんであって相手に使われたいわけじゃないんだよ俺はぁ…。
光のマント・ガイヴァナムどちらもウルドを出すタイミングで使える(出す)ようにしておくと安心。
光のマントは捨て札にあっても迅速な調達から即使えます。


デッキ採用候補となる他のカード

バストリアの大恐慌
魂を拾う大烏3枚目
砦崩しの精鋭投石隊3枚目
カルナ
聖膳
魂の置換
嘆きの雨

色々試してたのはこのあたり。
基本的にはウルドを出せるくらい色拘束なんてものが無いデッキなので何でも採用できます。
白輝昇天はイマイチ想定しづらくて最終的に候補からも外しました。ただジンエが多くなる環境読みならアリ。


プレイ・サーチの選択肢がとても多いデッキなので、慣れが必要。
一人回しをとことんやる必要があります。
でも仮想敵を想定した一人回しがめっちゃ楽しいデッキになってます。
 ※実戦だと対戦相手は冷えます。
対天空紫想定だと相手最善手想定で、先手だと4ターン目、後手だと3ターン目からは毎ターン停戦・平和を撃たないといけない想定です。
対陽光ゴズ想定だとライフはまったく平気なので停戦・平和はどんどんSSに埋めて問題ないはずです。ハンデスを想定しましょう。

このデッキの弱点はSSなので、このデッキ許せん!という人は砦崩しの精鋭投石隊とかでSSのゴズオムをパリパリ割ってください。
回収手段が大烏か、ラッキー頼みのウルディCBしかありませんので、ヒストリーが色を出せなくて簡単に機能不全を起こします。
…そう考えると魂の置換は必須かもしれないなぁ。


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