クイック使用可タイミングでの相互確認で大事なこと

今回は、ラスクロインフィニティのルールの細かいところのお話。
間違えて覚えてる人や、あやふやな人も見かけたりするので再確認って感じのお話ですね。

ラスクロインフィニティで、相手ターンにも行動できる「クイック」が使用できるタイミング。
このクイックの使用があるかどうかの確認と手順は、そのターンの行動に大きく影響していくため、お互いに確認が必要です。
スタックも無く、効果が即時解決されるゲームなので特にですね。

クイックが使用できるタイミングはルールシートにある通り、「戦闘準備」「ダメージ解決前」「終了前フェイズ」の3つのタイミングがあります。

どのタイミングでも手順は同じです。

①、ターンプレイヤーが「クイック」もつカードの使用、起動アビリティの使用、クロノチェック、の行動を「好きな順番で」「好きなだけ」行うことができます。
②、非ターンプレイヤーが「クイック」もつカードの使用、起動アビリティの使用、クロノチェック、の行動を「好きな順番で」「好きなだけ」行うことができます。
③、②で1回以上行動があれば、①に戻ります。
④、②で行動がなければ次のフェイズに進みます。

実際にありそうなケースで確認をしてみます。


ケース1
ターンプレイヤー「ゼノビアでアタックします。6/5です」
非ターンプレイヤー「ノスフィザでブロックします。5/5です」
ターンプレイヤー「ダメージ解決前、何かありますか?」
非ターンプレイヤー「ありません」
ターンプレイヤー「では、こちらは『豪拳の師範代』をクイックで使用してゼノビアに+1/+1修正をします」

⇒これはNGです。
 ターンプレイヤーが相手に行動を確認(これはターンプレイヤー側から行動権を渡したことになります)して、非ターンプレイヤーが何も行動しなければ、すみやかに次のフェイズに移ります。①には戻りません。


ケース2
ターンプレイヤー(ダメージ解決前に『炎兵術』と『巨人の剛力』を使って一気に大量ダメージを与えようかな)

ターンプレイヤー「ダメージ解決前、ゼノビアに『炎兵術』を使います」
非ターンプレイヤー「ではゼノビアに『魂焦がしの呪い火』を撃ちます。5点ダメージです」

⇒これはちょっとせっかちな場合ですね。
 ターンプレイヤーがまず好きなだけ行動を続けて出来るので、非ターンプレイヤーはターンプレイヤーから行動権を渡されるまでは何もできません。
 逆もしかりですね。非ターンプレイヤーが行動するときも、クイックのユニットを出したりスペルを使用したりを好きなだけ行動でき、その間はターンプレイヤーは(行動権を渡されるまで)何も出来ません。


行動権の確認、行動の確認はちょっとしたことですが、ゲームにおける影響は大きいので「何かありますか」や「どうぞ」といった声での確認は丁寧にやっていった方が良いかと思います。

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