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「できるところから、得意なところから。」

行けば行くほど自然が豊かになるよう、リジェネラティブな営みをサポートする旅を目指すという遠大な目標を掲げましたが、とは言え、何から始めようか?

ここで思い出すのは、GSTC研修で言われたことです。
「できるところから、得意なところから。」

旅というのは実に多様な主体のサービスが組み合わさってできています。
一次交通・二次交通、宿泊、アクティビティ・ガイド、飲食店、お土産物店などなど…
それゆえ旅の環境負荷を減らしたり、リジェネラティブにしていくためには、これらサプライチェーン上のあらゆる主体の協力が欠かせないのです。

しかし残念ながら弊社は、サプライヤーのみなさまにお取り引きにあたってコンディショナリティを課せるような購買力を持った大手ではありません。
環境のためにあれしてくれ、これしてくれ、してくれなきゃ使わない、なんて言えません。

ということで、まずは自社でできるところから始めようと思います。
大きくは以下の2分野です。

①自社の経営活動で一方通行的な消費を減らす
②訪問地の自然環境への悪影響を最少化する

具体的には、①については調達方針を定めること、②は定められているガイドラインなどの周知をはかることと、よりよいチョイスの見える化をすることを考えています。

え、それだけ?という感じもしますが、まずはここから、です。
始めないと見えない景色もあると思いますので、まずは始めてみたいと思います。

それぞれの具体的な内容と経過は、また追って紹介します。
1本目の記事が長かったので、今回は短めにこのあたりで(笑)

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