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高城剛さんの本で学んだこと


こんにちは、内山です。


今回のテーマは

『高城剛さんの本で学んだこと』


です。


先日、新しいゴールとして

時間とお金から自由になる人を増やして
世界一の美食街スペインの
サン・セバスティアンに行くことにしました。



そこでAmazonで
「サン・セバスティアン」と検索すると

高城剛さんの

『人口18万人の街が
なぜ美食世界一になれたのか』

という本が出てきたので
早速、買ってみました。


高城さんのお名前は
以前から知っていましたが
書籍を読むのははじめて。


読んでみて思ったことは

サン・セバスティアンのことを
これだけ掘り下げて一冊の本にしたのは
本当に凄いと感銘を受けました。




学びになる部分が
随所にあったので


今回は本の内容と
コーチング理論を融合させた内容を
お伝えします。




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スペインの岸和田市
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サン・セバスティアンは
スペインにある人口18万人の
小さな田舎町です。


人口規模でいえば
だんじりで有名な岸和田市レベルの街。


そんなスペインの岸和田市に

ミシュラン三つ星レストランが3店
二つ星レストランが2店
一つ星レストランが4店もあります。


人口一人あたりのミシュランの数は
ダントツの世界一で、


さらに、イギリスのレストラン誌
「世界のベストレストラン50」の
トップ10に、この小さな街から
2つのレストランが入っています。


ヤバいよね?


スペインの岸和田市。


・・・書籍によると


サン・セバスティアンは
元々、美食の街でもなんでもなく

目立った産業もなく、
観光の目玉になる
世界遺産や美術館もない。

目立たない田舎町だったそうです。



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目立たない人の戦略
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今回の記事では、

『目立たない田舎町=目立たない人』

と捉えて欲しいんですね。



もしあなたの地元の人口が
18万人より多い場合、
世界一の美食街よりポテンシャルがあります。



特にスペインには、
バルセロナという
世界一の観光都市があるので


それに比べたら
サン・セバスティアンは
目立たない田舎の街です。



ご存知の通りバルセロナには
サクラダファミリアに代表される
歴史的な建造物が建ち並ぶスター都市。


これは人で言えば

『華があり、人を惹きつけるスター』


つまり、

バルセロナ=スター

サン・セバスティアン=目立たない人


という対比です。


スターは普通の人にはない
圧倒的な魅力を持っているので
ただ、そこにいるだけで
人を魅了し、惹きつけます。


元々、俺はテレビディレクターをしていたので
スターはそこにいるだけで人を惹きつけます。


しかし、サン・セバスティアンのような
普通の人は、

普通のビジュアルがベースで
圧倒的な才能や能力もないため
スターの引き立て役になることが多いです。



高城さんの本によると

スペインのただの田舎町である
サン・セバスティアンが取った戦略が
素晴らしく、

「あたらしい料理」

を街のテーマに掲げ、

これまでになかった料理を
次々と生み出していきました。


その代表的なものが

料理に科学を用いた
分子料理と呼ばれるもので

肉や野菜などあらゆるものを
変形させ好きな形にする調理技術です。


この技術で世界一のレストランに輝いたのが
エル・ブジという世界一予約が取れないレストラン。


すでにエル・ブリは閉店していますが、
その後継者に当たる人たちが
サン・セバスティアンにお店を開き
料理の世界を席巻しています。



ちなみに、

「あたらしい料理技法をもっと研究しよう!」

ということで


スペイン人の料理人たちは
世界中に飛び散って

世界中のあらゆる有名店で
働きながら研究を重ねているとのこと。


スペインの超有名店では
都こんぶを使った料理も
出されているそうです(笑)



またサン・セバスティアンでは
四年生の大学を創り

料理の博士号まで
取得できるようにしています。


料理だけを学ぶ4年生大学って
すごいですよね?


高城さんの本を読んで感じたことは

サン・セバスティアンという
なんの変哲もない田舎町が

どうして世界一の美食の街になれたのか?

という目立たない人の戦略であり
自己実現の方法です。



進化論のダーウィンの言葉に置き換えると


大きいものが勝つ
強いものが勝つ
賢いものが勝つのではなく


結局、変化できるものだけが生き残る。


だから俺ちも
変化を恐れず
変化し続けましょう!


いつまでも古い世界にしがみついているのは
大型ショッピングモールが出てきた時に
地方の商店街が次々と
シャッター商店街になったのと同じ。


スマホ全盛の時代に
今でもガラケーを使っている
うちの父親も然り。


AI全盛の時代に
今からライターを目指すようなものです。



俺自身のことで言えば、
「TikTokなんてつまらない」
とか時代の流れについていけない
おじさんの寝言を言わないようにしました。




最後に・・・



確かに、以前から
日本の寿司店。


特にミシュラン三つ星店には
スペイン人の見習いシェフが多い
そんな話を聞いていました。


今回の本を読んで
なぜ、そうだったのか?が
腑に落ちました。



彼らは古くて伝統的な物から
貪欲に学び


それをスペインに持ち帰って
新しい料理にしていたんですね。


今、料理の世界では

伝統を守る料理と
スペインの『新しい料理(ヌエバ・コッシーナ)』が


二大巨頭になっているそうです。


日本にもヌエバ・コッシーナが
味わえるお店があるので

もし興味あれば食べてみてください。


きっと、なんだこれ!という
新しい驚きがあると思います。




最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。


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