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【苫米地式コーチングの真実②】アプリオリと洗脳について


こんにちは、内山です。


昨夜、受信箱を開くと
未読メールがビッシリ!


なんだこれは!と思ったら
昨日のメルマガの返信でした(笑)


自分で書いてて忘れてたんだけど
過去最高の返信があってビックリ!


送ってくれた方ありがとうございます!



メールを読んでみると

「これまでの呪縛が消えました!」

「なぜ上手くいかなかったのか分かりました!」

「久しぶりに苫米地さんの話が聞けて嬉しい!」

「天才だから仕方がない!」

「ぜひ続きが読みたい!」

などの沢山のコメントをいただきました。


ということで、
昨日の続きを書くことにしました。


もし前回の記事を読んでいない方は
先にそちらからどうぞ。

https://note.com/uchiyamakazuhisa/n/nf4f5c7b5214f

書きたい内容は
時間の流れやエフィカシーの話など
沢山ありますが・・・


『メルマガ読者とって一番学びになるのは何か?』

それを考えました。

話す順番が大事だと思ったからです。



その結果、今回は

『アプリオリ』と『洗脳』



について書くのがいいと思いました。


めちゃくちゃマニアックな内容なので
相当な変人しか読まない可能性もあります(苦笑)


2011年に苫米地さんと出会い
最初に行ったセミナーで感じたことは


『あれ?これは宗教集会なのか?』


という違和感でした。


過去に一度だけ友人に誘われて
ある宗教のイベントに参加したことがあるのですが
それに近い雰囲気を感じたからです。


実際、苫米地さんの周りには
信者のような認定コーチやヒーラー
お弟子さんが少なくも500人以上います。


苫米地さんはアプリオリはないという
スタンスに立っていますが、


彼らは苫米地さんが言うことは
絶対に正しいと信じて疑っていないのです。


これって変だと思いませんか?


自分達の師匠はアプリオリはない

つまり『絶対はない』と言っているのに
そのお弟子さんたちは苫米地さんは
『絶対に正しい』と信じて疑っていない。


俺は『なぜ、そうなったのか?』
ということに興味がありました。


つまり、

彼らは洗脳された集団なのか?
自然にそうなったのか?


という視点です。


正直、俺にはどちらが正解なのか?
その真相はわかりません。


前回も書いた通り
苫米地さんはめちゃくちゃ頭がいい人なので

天才が考えることには
理解できない部分があるからです。


しかし、その反面

苫米地さんは世界屈指の洗脳のプロだから
勝手にそうなったとは考えにくい。


オウム信者の脱洗脳もできる人だから
逆に人を洗脳をして
自分のコミュニティを作ったり
ビジネスをすることは可能だからです。


もちろん、これは仮説で
あくまでも可能性の話です。


信者コーチたちは

「私が洗脳されているはずがない!」

と言いますが、

そもそも洗脳とは
本人が気づくことさえない状態を指すから
「自分が洗脳されている!」
とは思いません。


例えば、日本人であれば
目上の人に敬語で話すことは普通ですが


アメリカ人からすれば

「それは洗脳されている!」

と思われても不思議ではありません。



逆に俺たち日本人が

「イエスが水をワインに変えた!」

とか

「イエスは3日後に復活した」

なんて、そんなわけないよ!

洗脳されているよ!

と言っても彼らの怒りを買うだけです。


それくらい洗脳は
普通の状態になっているので
本人が気づくことはまずありません。



ただし、苫米地さんは
ワンピースでいえば
覇王色の覇気の覚醒者だから

近くにいるだけで
巨大な影響を受けるということも
十分に考えられます。




つまり、今回の記事の真相は
天才である苫米地さんのみぞ知る状態。


こうした前提がある中、
俺から見える苫米地さんの
『洗脳の手法』を解説してみます。



まず意外に思われるかもしれませんが
苫米地さんの洗脳手法の1つに

『アプリオリ』

が使われていると思います。


アプリオリとは
『先天的な』という意味。


この言葉を最も広めた人は
哲学者カントで

彼は人は先天的に
空間や時間のような

「人間がもともと持っているもの」

があると言いました。


西洋宗教では神は
アプリオリな存在であり、
絶対的な存在としています。


それに対して東洋では、
ブッダはアプリオリな存在はないとしています。

全ての存在は関係から成り立っていると考えます。


苫米地さんもブッダと同じく
アプリオリな存在はないという立場を
取っています。


しかし、自身の主張に関しては
様々な著書でアプリオリ的な
観点で書かれていることが多い。


アプリオリは存在しないと言いつつ
100%証明されたと断言している箇所が
いくつもあるわけです。


例えば、脳科学は
ほぼ何も分かってないと認めているのに
自身の主張に関しては
「脳科学が証明した」と断言する。


すごい部分では
「これは遺伝子に書かれている」とか
「神がいないことが証明された」など
と書かれています。


え???本当???

その根拠はどこにあるの?

ということに関しては
一切、データが書かれていなかったりします。


自身の著書で

「部分情報しかない人間が完全情報である
神を認識することはできない」

と書いているのに、


次のページでは

『神はいないことが証明された!』

と書かれていたりするんです。


あれ?読み間違ったかな?と思って
ページを戻して何度読んでみても

その結論がどこで起こっているのか
一切、書かれていません。



ちなみに何かがある、ということを証明するのは
我々が考えているよりはるかに難しく


同時に、何かがない、ということを
証明するのも同様に難しい。


たとえば宇宙人を見たことがある人が
地球上に「いない」と仮定したとき

宇宙人は「いない」のかと言えば、そうではない。

まだ誰も見ていないだけで、
明日 は見るかもしれないし、
我々が見る必要もなく、
存在している可能性は消えないからだ。

逆に、宇宙人を見たことがある人が
全員だった時に、宇宙人は「いる」のかと言えば、
や っぱりそうではない。


全員が妄想の話をしているのかもしれないし、
夢を見ていたのかも しれない。

マトリックスのように
仮想現実かもしれない。

このことを見るだけでもわかるが
何かを「証明」するということには
相当難しい。


目の前にリンゴがあるかないか?を
証明するだけでも難しいのに

『神がいないことが証明された』

とサラッと書かれていたりするわけです。



それでは、なぜ?
読者の多くはこの異変に気づかないのか?



それを考えました。


その結果、答えは
本の入り口にあると思いました。



それはズバリ!
苫米地さんの経歴と肩書きです。


その凄まじい肩書きを見るだけで
「この人は天才だ!普通の人じゃない!」
「世界のカリスマ!」
といった印象を与えます。


我々の脳は見たいものを見る傾向があるから

「天才が言ってることは正しいこと!」

というスイッチが入ります。


つまり、

天才の言うことは全て正しい!



というフィルターがかかるのです。


簡単に言えば、

この人はすごい人なんだ!と
強く思う人ほど

これが正しいんだ!

これが本当なんだ!

とどんどん洗脳状態に陥っていくわけです。

最後になりましたが、
なぜ今回はこのテーマで書いたのか?


それは今、我々は情報時代に生きていて
これからAIの影響でますます
大量の情報に飲まれていきます。


少なくともこうした知識は持ちながら
「情報」に接していく必要があると思ったからです。


でなければ、たちまち情報の海で溺れてしまったり
知らない間に洗脳されることもあるからです。



ということで、今回は

『アプリオリと洗脳』

というテーマで話しました。



ではでは、そんな感じで
今回の記事は以上です。



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