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"本音"とは自分でも気付かない

ご覧いただきありがとうございます♡

前回の続きを書いていこうと思います。

私は夫との最初のコンタクトから
頭のどこかでは気付いていました。

これは''好き"ではなく
自分の自信のなさをカバーしているだけだと。

それでも
愛されたい、認められたい、
人より優位に立つことで自分の存在意義を感じたい

ただそれだけで
離れることが出来ませんでした。

私が何より恐れていたのは

"私自身を否定される、見捨てられる"こと

生きている価値がないと思いたくない
私は誰にも求められていないなんて思いたくない

どんな相手でも"彼氏"がいるだけで
自分が生きている意味がそこにあったんです。


私は親から否定され続けて育ちました。

いるだけで良いとされた妹に対し
テストでは100点以外認められない。
失敗は許されない。
母親の思い通りに動かなければならない。

そう。
とにかく親の支配のもとで育ったんです。

今でいう毒親、だったと思います。

当時はそんなこと知りもしないし
これが当たり前だと思っていたから
なんでこんなに人に嫌われることに怯えているのかも分からなかった。

失敗が怖くて
何にも挑戦出来なかった。

人から見捨てられることを異常に怖がり
友達との関係性も小学校の頃から
あまり良くなかったと思います。

とにかく自分の心の奥底にある、
"悲しみ"
"恐怖"
"寂しさ"
"嫉妬"
そんなネガティヴな感情を感じた時に

私はそれを見ないフリをしてきたし

人が離れて行かないように
ただひたすらに相手に合わせ
すがりつき

悪循環を生み出し
関係性を悪化させていくことが得意になっていきました。


夫とも最初は私は適当な付き合いのつもりでした。

でも、苦しくなったんですよね、やっぱり。
"彼氏"となると
見捨てられることが見えてくる。

それまで
自分の尊厳を保つための存在
だった彼への捉え方は

やっぱり
嫌われないようにするために

''自分の本音を隠し言いたいことを言わない"

という行動をとっていくようになります。

すると…
相手は形勢逆転、とばかりに
横柄になっていきました。

本当は"好き"ではないことにも気付かず
フラられたくないが故に
気を遣い続ける。

案の定、フラれました😂

でも暫くして
なぜかこの"私より下"と思える存在が欲しくなります。

自分の尊厳を保つためには
他人から私を良い人だと思われることが必要だったから。

つづく…

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