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放浪

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自暴自棄から始めた旅の記録 リアルタイムでの更新ではないので、相違のある場合はご容赦ください。 また、停滞した日や記載するに足らないといった内容は省いている場合があります。 🈲許…
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記事一覧

放浪No.28 この地の温かさを知る

何となく感じたアウェー感は確信へと変わっていった。 確かに飛び込みだが、あからさまな常連…

放浪No.27 繁華街を抜けリトライ

他店舗よりも料金設定が低い分、ゆっくりと寝ることができた。 ドリンクバーでカフェオレを注…

放浪No.26 違いを吸収していく

市街地を抜け、山道に差し掛かる国道をひたすらに進み続ける。 見渡す限り、草木の生い茂る山…

放浪No.25 感じるリズム

小雨にはなったものの先ほどまで降っていた雨は、路面に水たまりを作るほどの激しさだった。 …

放浪No.24 長い船旅

やがて出発時刻となり、定刻通りに出航する旨のアナウンスが流れる。 特にすることもなたっか…

放浪No.23 航海

誘導員が無線で連携を取り始め、GOサインの合図とともに船内まで自転車を押しながら上がってい…

放浪No.22 遠足気分の高揚感

翌朝、身支度や出発の準備をしながら、期待に胸を躍らせていた。 インターネットカフェの12時間パック内で会計を済ませ、経路を設定してゆったりと目的地へ向かうことにした。 受付の時間が17時からで、余裕と言うか…直接向かうと暇を持て余すから、その場その場で色んな場所に立ち寄って時間を潰すことを考えた。 15キロの道程をのんびりと進みながら、途中で景色を眺めてみたり、お店に入ってみたり、時間をかけながら目的地へと近づいて行く。 14時頃に近辺まで来たところでショッピングモールを見

放浪No.21 思わぬ選択

昨日の余韻を引きずっていたせいか寝覚めの悪い朝を迎えてしまい、嫌な気分を払拭すべくシャワ…

放浪No.20 知らぬ世界へ飛び込む

特に目的を持たず、気ままに自転車を走らせているとポツンと建つ小屋のような居酒屋を見つけた…

放浪No.19 知る景色から知らぬ景色へ

土地勘のある地域を走るってこともあり、気分が楽である。 これまで特に書かなかったが、この…

放浪No.18 6年ぶりの再会

公園をあとにした俺は、かつて生活圏内と言っても過言ではない馴染みのある道や風景を眺めなが…

放浪No.17 両極を併せ持つ街

あれから一夜明け、インターネットカフェから出た俺は、その足で公園へと向かう。 日中の公園…

放浪No.16 都会は目の前

翌朝、いつものようにルートの確認をする。 放浪No.07 本来の道へ に書いた転機の時、絶対に…

放浪No.15 どちらも地獄

Googleマップが表示する経路は、通ったことのある道だった。 以前に車とバイクで通った記憶だと、とてつもない勾配とカーブの続く山道だった。 この道しかないのか?とスマホを睨みつけ四苦八苦しながら別の経路を探していると、大きく迂回する経路を見つける。 一度通ったことがある道に今まで走ってきた山道の経験をリンクさせると…恐ろしくなり、迷わず大回りするルートに決める。 緩やかな上り坂を進むと次第に街から町へ、そして緑地へと景色が変わっていく。 ゴルフ場しか見当たらない道を大量の