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放浪No.01 思い出しながら書く
もういいや、と自暴自棄になり家を飛び出してから早2ヶ月が経とうとしている。
どうせ野垂れ死ぬのなら…
やりたいことをやれるだけやってやろうじゃないか!!!
そんな気持ちとともに後先すら考えず、何かに憑りつかれたようにカバンへ荷物を詰め込んだ。
Tシャツ、ジーンズ、下着などの衣類
USBケーブル、電源タップなどの小物類
免許証と少しの硬貨しか入っていない財布
後は野となれ山となれ!
くたばった
荷台が壊れた😫
放浪No.28 この地の温かさを知る
何となく感じたアウェー感は確信へと変わっていった。
確かに飛び込みだが、あからさまな常連贔屓ってあるんだなーとアルバイトらしきお兄さんや店員を眺めていた。
そんな気分がオーラと口調に表れてしまっていたのか、ビールのおかわりを頼んだあたりで状況が一変した。いや、させたのか?笑
「焼き物が遅くなってごめんねー」
「ジョッキが空になってたの、気付かなくてごめんねー」
ってな具合で露骨なご機嫌取りなのか
放浪No.27 繁華街を抜けリトライ
他店舗よりも料金設定が低い分、ゆっくりと寝ることができた。
ドリンクバーでカフェオレを注ぎ、その足で喫煙室に向かい一服をし、繁華街へ向かう段取りをぼんやりと考える。
スマホで軽く経路を見てからシャワーを浴びに行き、昼過ぎを目標に出発の準備を整える。
会計を済ませ、自転車に乗って国道を北上していく。
幅がたっぷりと取られている路側帯や通行可能な歩道をゆったりと走りながら、移り変わる景色を楽しんでいた
放浪No.26 違いを吸収していく
市街地を抜け、山道に差し掛かる国道をひたすらに進み続ける。
見渡す限り、草木の生い茂る山々と轟音を唸らせながら走り抜けていく大型トラックや乗用車。
信号のない山間の国道だけあって車のスピードは速く、その車道を走る自転車にとっては恐怖を覚える。
あたりも暗くなってきたことだし、車1台分は優にある歩道を使って北上することにした。
緩やかな上り坂を終え、少し下ったかと思うと…激しい勾配の上り坂に変わると
放浪No.25 感じるリズム
小雨にはなったものの先ほどまで降っていた雨は、路面に水たまりを作るほどの激しさだった。
いつも以上に車や歩行者に気を付けながら慎重に自転車をこぎ進めていき、市街地に入ったのでショッピングモールで休憩を取ることにした。
一先ずトイレで濡れたTシャツとデニムから着替えて、休憩スペースでコーヒーを飲みながら空の様子を伺った。
屋外に灰皿とベンチが設置されたスペースで一服をしていると、雨も上がってきて雲の
シルバーアクセサリー
スマホとnoteで旅の記事は下書きや箇条書きをして纏めてるんですが…何だか気分が乗らなくて書き(打ち)進められません。
なので、ちょっと気分転換がてら身に付けてるシルバーアクセサリーの手入れについて書こうと思います。
その1 シルバー磨きのクロス
クロスを使ってメンテナンスをする場合は、わりと手が汚れてしまうのでアクセサリー全てを磨いちゃいます。
磨き終わったアクセサリーには研磨剤が残ってるので
放浪No.24 長い船旅
やがて出発時刻となり、定刻通りに出航する旨のアナウンスが流れる。
特にすることもなたっかので、飲み干したビールの缶を捨てて部屋に戻ることにする。
部屋でベッドに寝転がり、普段見ないテレビを垂れ流しながら、行ってみたい場所や経路を考えているうちに、眠りについていた。
家を飛び出して以来ベッドで寝てなかったのもあってか、船旅の8割ほどを睡眠に費やすことができた。
ふと目を覚ますと時刻は10時をまわっ
放浪No.23 航海
誘導員が無線で連携を取り始め、GOサインの合図とともに船内まで自転車を押しながら上がっていく。
船員さんに誘導されて駐輪スペースの場所へ行き、自転車をベルトで固定してもらい客室へと続く階段へと向かう。
長い長い階段を上がって、ようやく広い共有スペースまで上がり、あたりをきょろきょろしながら予約した部屋を目指す。
途中にコインロッカーがあるのを見つけたので、必要な物を以外をリュックごと預け入れること