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薬剤師からイロイロな職業のストーリーを作り始めた時の話


はい、誰も望んでない2回目の日記はじまります。

ども内P改め、牡蠣Pです。(後ほど理由はわかります)

今回は運営している動画アニメ「モモウメ」が薬剤師篇を卒業し、いろんな職業篇を作る形で迷走した話をお届けする。


前回までのあらすじ

薬剤師で始まったショートアニメ 「モモウメ」。
12話で一度完結し、次は何していこうかと模索することになるが。。


色々な職業のインタビューでレアな人に遭遇した件

モモウメ制作にあたっては、いろんな職業の方にインタビューし、職業あるあるを集めていた。

美容師さんとか保育士さんとか…。

その中で占い師さんにインタビューしたときが衝撃的だったので(少しカオスな話だが)、その時のエピソードを紹介する。

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電話でのインタビューだったのだけど。


インタビューした占いの母みたいなお方から

取材の最後にいきなり、

「あなたの前世が見えたからお伝えしてもよろしくて?」

と言いだしたこと。

「ええ、是非」

といって、聞くと

占いの母「あなたの前世は・・」

ワイ「 はい・・・」

占いの母「牡蠣です

ワイ 「なんて?」

占いの母「牡蠣ってわかりますか?オイスターです」

占いの母は答える。

ワイの前世は「牡蠣」らしい。

わかる?牡蠣だよ牡蠣 ワイ、人類ではないのね。


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この角度の前世ってお洒落すぎない?

ワイの前世これでいいん?

てか、この占い師さん大丈夫なん。

なんで、この人を選別したんだろうって感じだったんだけど、最終的には「あるある」はちゃんと話してくれたんよね。

結果、シナリオには全然使ってないけどw 牡蠣でも使えばよかったか。

他にも職業あるあるを拾う作業が難しく、なかなか共感を得られるような企画にできなかった。


そもそもなぜイロイロな職業をやろうと思ったか。

結論をいうと、何かしらおもしろいことやらなって思ったから。

まだまだチャンネルとしても成長してないし、モモウメ自体の認知も全然なかったから、焦りもあったんだよね。

今も焦りっぱなしだけど。。。

そこで、一旦薬剤師メディアでのモモウメ の展開をするのをやめて、ショートアニメで純粋にイロイロとチャレンジしていこうってことになった。

それならイロイロな職業で展開してみようってことになったわけ。

美容師、不動産、ピザ屋、映画館スタッフ、しまいには占い師やらアイドルまで。


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なんでこの職業にしようかって思ったのは単純に面白そうだったから。

正社員だけでなく、アルバイトもそうなんだけど、他に特殊な職業とかも織り交ぜてやろうって形で進めてみるってなった。


ここに書いてる職業だけで既にカオスだよね。

で、カオスなりの大きな問題が2つ


問題①

職業がバラバラだからあるあるを集めるのが大変。

モモウメで大事にしてることなんだけど、「そうだよね」って共感を得ることだったり、モモちゃんやウメさんが社会を面白くおかしく斬るってのが一つの醍醐味なのね。

共感を得るために一番大事なのは、現場のあるあるだったり、一つ一つのリアルな出来事。

面白い話を作るには現場の声を聞くのが一番なので、インタビューしまくることが必須なのである。
そもそも会社に美容師おらんし、映画館のスタッフおらんし、ましてやアイドルなんておらんやんって話。

それでも、美容師さんを会社にお呼びしてインタビューしたりして、とにかく全部のあるあるを集めないといけなかった。


問題②

キャラの設定や背景、大きなストーリーが作れない

これはマジで監督含めてみんなが頭抱えたところ。

薬剤師の時は全部で12話あり、全体的につながっていく話なのだけど、今回は全部単発の職業で1話もの。

まー、そりゃ設定も何もないのよね。

モモちゃん、ウメさんの本来のキャラクター色は出にくいし、そもそも毎回職業が変わる事で設定や関係値が難しいわけ。

続きの話があるわけでもないし、全体としての物語だったり、そんなんが見えなくなるんよね。

次から次に新しいキャラクターを作るわけにいかないし、そもそもかわいらしい上司と部下の関係値の空気感とか出せないわけよね。


YouTube本編とは別にインスタグラムで公開していた4コマ漫画も同時にいろんな職業シリーズ展開していたんだけど、この時は本当に大変だったなと。

監督も頭抱え込んでたし、本当に監督には無茶なことを頼んだなと反省。


とはいえ、あの経験をしたから今のスタイルにたどり着いたってのも事実だし。

なんでも経験せんと答えってでないものって思った。


そんなこんなでちょいと真面目な話しに最後なって非常にサムいが、2mmの文才なのでこれくらいでお許しいただけるとありがたい。

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