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4月12日の日記。

4/16に予約していたお腹のエコグラフィーを夫と見てきた。

私の計算と血液検査のホルモン値の結果は同じで、この時妊娠6週目に入っていたので、もしかしたら心拍が確認できるかもと少し期待をしていたのだけれど、

結果は胎嚢の大きさがたったの5ミリと小さくて、心拍も確認できなかった。

通常ならお腹に専用のゼリー状の薬品を塗って、そこに専用の機械を当てて見ることができるのだけど、今回の場合は胎嚢のサイズが小さすぎて、膣内から見ないといけなかった。

ドクターからは妊娠4週目くらいの大きさですねって言われて驚いた。
まだそんなに小さいのか・・(後で判明したのだが、フランスの妊娠週数の数え方が日本のと違った。)

でも子宮には着床してくれていたようで、ファーストステップはクリアだ。

ネットで色々調べて見ると、私のような胎嚢が理論上の週数の大きさになっていないケースが結構あるようだ。
妊娠9週目でようやく心拍が確認できたケースもあるようで、ひとまず安心する。
妊娠初期ってこんなに不安定で未確定なことばっかりなのか!
全然知らなかった。道理でみんな安定期に入ってから報告するわけだ。


また2週間後にエコーの予約を入れる。

このあたりから気分が悪くなる日が出て来た。
匂いに敏感になった。
ジムの更衣室で清掃のおばさんが掃除をしていたりすると、その掃除で使っている薬剤の匂いに吐きそうになったりしていた。
吐くまでは結局いかなかったけれど、何事にもモチベーションが上がらず、やる気が起きず、ひどい時は1日中気持ち悪いーと布団の中でごろごろしている日もあった。
今(妊娠7週目)がいわゆる悪阻のピークらしいという情報を見たけど、これも人によって遅かったり早かったり来なかったりするらしい。
私は吐いたり、食べれなくなったりは今の所していないので軽い方なのかな。
でも気持ち悪くて、何もやる気が起きない日は本当に辛い。

食べ物に関しては、食べ慣れた日本の懐かしい味が無性に食べたくなった。
何年も食べてなかったのに、急に魚肉ソーセージが食べたくなったかと思えば、その熱は急激に冷めて、お煎餅や梅干しが恋しくなったり、シソと海苔がかかったタラコパスタや、納豆巻きが食べたくなったりして、フランスでは食べられない食への熱望が次々に溢れ出てくる。

でも今一番食べたいのは、お寿司だ。
日本では衛生管理がしっかりされているので少しくらいならお刺身やお寿司が妊婦でも食べれるらしい。
フランスの生魚はちょっと怪しいので食べられない。

夫のDNA を体内に抱えているため、抵抗力が弱っている妊婦はトキソプラズマやリステリア以外にも、食あたりの心配もあるのでさすがにチャレンジできない・・。

日本はいいなぁー。安心で安全なお寿司が気軽に食べられるなんて。

まあ食べたいものが食べられないっていうストレスは今のところ、そこまで強くないから良いんだけど、
ホルモンの影響か何かで、最近ちょっとネガティブになってきている気がする。
流産に対する不安が常に頭をよぎる。

自分の母親とも色々相談したいので、次のエコーでちゃんと成長していたら、安定期を待たずにカミングアウトしようかなと考えたり。

妊娠と出産に関する本もたくさん読みたいけど、
本って結構な出費になっちゃう。日本の図書館に行きたいー。

つづく




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