毎朝5分の自分語り 2024/01/22
新人の頃は議事録のメモ係をすること/させることが多い。
メモを取ると何かに書き込むことで消費されるリソースが消費される。
内容の理解に割くリソースが奪われる。
リソースが奪われる中で話についていけなければメモは取れない。
さらには要点がどこにあるのかを判定できなければならない。
これはとても高度な技術で単に会議に参加するのと比べて格段に集中力を問われる。
この経験はとても良い訓練になる。
しかし出来ない人はなかなか成長できない。
思うにハードルが高いのだと思う。
そして出来ないことを繰り返すと失敗体験を積み重ねることになる。
成功体験も悪さをすることがあるが、失敗体験を繰り返すとやる気を削ぎ、精神を病みさせることになる。
議事録が決定打になる場合もあり、その時の不出来が発覚すると、本人も周りも致命的になる。
そしていつしか任せられなくなり、
メモを取らない→話に集中しない
メモを取る→話に集中できない
という人ができあがってしまう。
こうなると仕事は苦しいばかりだろう。
いかに何も役割をこなさないで済むかということに注力し始める。
こうなってしまった人を元のスタートラインに戻すのはとても困難だ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?