毎朝5分の自分語り 2022/11/20
昔TVでアフリカの飢餓に喘ぐ子供の映像をよく見かけた。
歴史の授業で大飢饉の古い絵の中でも飢餓に喘ぐ民衆が描かれていた。
仏教でも六道輪廻の中で餓鬼界という地獄があり、その絵の中でも飢餓に喘ぐ姿が描かれている。
その中で描かれている共通する姿は お腹だけが膨れて、他は痩せ細った姿だ。
その姿は肉体の生存本能がなせる技だ。
内臓を守るために内臓に水分を寄せる。 肉体の中で何が大事なのかが分かっているからだ。
資源が枯渇したときにどこに資源を集中すべきかが分かってる。
極端に言えばどこを切り捨てても良いのかが分かってる。
体の中ではこれだけではなく、劣化した細胞の排除など様々な切り捨てが行われる。
以前フラクタルというのは人体と人が作り出す組織にも当てはまりそうだと書いた。
そういう意味だと弱い人間は組織から切り捨てられるのも自明なのだろう。
人が強くなるには組織が必要だが、組織から切り捨てられない為には強くなければならない。
強くなければ
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