毎朝5分の自分語り 2021/11/06
昨日録画してあった #オモウマい店 を見たのだが、人情味の溢れるスーパーの社長が出ていて、
あ、これウォルマートの逆だわ
と思い、いつかウォルマートみたいな巨大な組織に駆逐されないか心配になった。
このスーパーでは社長と従業員とお客さんが対立することなく、幸福そうに見えた。
テレビだから良いところしか見えてないかも知れないが。
それはさておき、
貨幣経済というのは価値をお金という共通の単位にして、お金と価値のある何かを交換することによって市場を形成する。
価値の集中が付加価値を生んでしまうので、集まりやすい性質がある。
価値が幸福とイコールだったら良いが、そうではない。
ウォルマートだって別に悪いことをしようとしているわけではない。
お客さんに安く良いものを提供しようと日々努力している。
が、結果として仕入れ先を疲弊させ、街の商店街を駆逐してしまう。
貧乏な人が増えて、ますます安いものを欲しがる人=ウォルマートの客を増やすというデフレスパイラルが出来上がる。
これは不幸な出来事だろう。
こういうスーパーを駆逐してしまったら、せっかくあった幸福なコミュニティが失われてしまうことになる。
幸福そのものには十分を貨幣の対抗馬として炭素クレジットならぬ幸福クレジット的な別のものがあったら良いのに。
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