毎朝5分の自分語り 2023/05/25
上司と部下は相互に影響する。
よく言われるのは部下から見た上司の評価だ。
上司の方が権限が大きいので上司の能力が低いせいで、部下の能力が発揮できずにチームの生産性が落ちるというものだ。
あまり言われないが逆もある。
部下ができる人ならば、任せることが出来る部分が多く、その分だけ上司としての仕事に専念できる。
自分の裁量部分だけでなく、部下のスコープの外の部分や未来の部分、もっといえば部下のキャリアパスさえ視野に入れた活動が可能だ。
部下ができない人ならば、任せることが出来ずに自分の仕事を犠牲にして部下に時間を費やすことになる。
そうするとチーム全体のパフォーマンスが落ちることになる。
そう言う意味ではチームへのリクルートというものはチームや、ひいては自分の成果に大きな影響を与える。
チームへの人事権が大きい組織であれば上司の自己責任だ。
だが人事権がなく、あてがわれた人を使うしかないという場合は正直運だ。
もしくは人事に口を出せるように何らかの根回しをする必要がある。
上司が無能に見えるのは、もしかしたら部下のせいかもしれない。
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