毎朝5分の自分語り 2020/08/30
よく女性はマルチタスクが得意で、男性は苦手だという。
だかしかし、おそらく人は男女関係なくマルチタスクが苦手だと思う。
コンピュータでも人でもマルチタスクは処理負荷が高い。
それはタスクの切り替えで、それまでの作業を記録して、以前の作業を記録から呼び起こして作業の準備を行う必要があるからだ。
作業そのものの負荷が高くなくても、作業に取り掛かる準備に時間がかかってしまう。
本来の作業と違う作業のことをオーバーヘッドという。
オーバーヘッドが大きいと本来の作業に割ける時間が小さくなる。
そこで人の場は外界の時間の流れを意識して、作業を間に合わせようとするので、何が起こるかといえば作業の手抜きだ。
自動的に無意識に簡略化してしまう。
その結果がミスにつながることが多い。
認識していなければならないものが漏れてしまったり、見なければならないものを見落としたり、作業そのものをミスったりする。
仕事くらいなら何とかなることが多いだろう。
もともとミスが起こる前提で組まれている仕事も多い。
しかし、車の運転や家事なんかの私生活では最悪事故が起こる。
だいたい大丈夫だった時は運が良かっただけで、負の成功体験を積んでしまうことが多い。
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