毎朝5分の自分語り 2024/05/28

昨日は出来ない部下からチャットが来た。

以前言い渡してあった課題に対しての回答だった。

確か5/22のことだったから、あれから3稼働日目か。

この人の割には早いな。

標準的な水準からすると圧倒的に遅いが。

またもやツッコミどころ満載だ。

まずは体裁的な面からだが、結論から先に書くという事がまたもや出来ていない。

何度も何度もくどくど言っているが、全く改善する気配がない。

本来は体裁なんかはどうでも良いことなんだが、この体裁がアウトプットの不出来具合を如実に表している。

文書として書かれているが、書き方が部下の思考プロセスを時系列順に感想として書かれているのだ。

思い付きの過程をくどくどと。

宿題としてメリデメを書けと指示したから思考過程の枝分かれした理由として申し訳程度で差し込まれている。

最後に結論が書かれていて、その部分にもメリデメは書かれているが、それまでの思考過程とは全く結びついておらず飛躍した事が書かれている。

そりゃそうだろう。 メリデメの前に複数案書いてないんだから。

言い渡した「複数案のメリデメを出す」ということの意味を理解していない。

複数案と言われた場合、そこには何らかの拠り所が必要だ。

基本的には網羅性が大事だ。

網羅的な何かが世の中に転がっていればそれを使うのが良い。

そういうものがない時には現行と比較する方向性の違う何かだ。

ベストプラクティスだったり、他部署例だったり、あるメリットを追求したものだったり、何かのパラメーがあればそれを振ったり組み合わせで考えたりする。

そういったことをせずに単に自分の思考の一本道の過程を綴っただけだ。

しかもだ、結論はあらかじめ私が数年前に定めておいたルールだ。

そのルールだって決めた時のレビューには参加している。

あの会議に参加させた意味は何だったのだ。

既に存在しているルールを知らずに、車輪の再開発をした挙句、アウトプットの品質は限りなく低い。

調査の仕方も全く不足している。

何というか圧倒的な能力不足感で萎える。

#毎朝5分の自分語り #スーパーエンジニアへの道

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