毎朝5分の自分語り 2023/05/22
私は昔書道を習っていた。
きっかけはおそらく姉の影響だ。
姉が習っていたので真似がしたかったのだ。
書道教室の隣でそろばん教室もやっていたが習わなかった。
姉がやっていなかったし、遊ぶ時間が惜しかったからだ。
教室のすぐ近くに植っている花があった。
誰かに教わって花の蜜を啜った記憶がある。
甘くて美味しかった。
教室は坂の上にあった。
自転車で行く気にもなれない。
日が経つにつれサボるようになった。
しばらくして経緯は忘れたが、久しぶりに教室に行くことになった。 復帰したら進級していた
なんというか、子供ながらに
サボりまくってたのになんで進級するん?
と思った。
かと言って何か嬉しいことがないと続かないし、やる気も起きないのが事実だ。
大人が相手だったら現実を突き付けて突き放すことも必要だが、子供相手であれば、まず好きになって欲しいというのが重要だ。
私みたいに捻くれたガキは、その意図が透けて見えて熱意が冷めてしまう。
いや、私だけではないだろう。
多くの子どもはバカではない。
大人を超える思考力や油断のならない行動力を持っている。
子供騙しは効かない。
子供を相手にやる気を起こさせるというのは難しい。
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