毎朝5分の自分語り 2024/05/05
ちょいと前に嫁さんに言った。
不機嫌で人をコントロールしようとするのはやめた方が良いよ
なにやら晩御飯をケンタッキーにしたいという。
しかし、トラブっているようだった。
スマホアプリはバージョンアップに伴ってか、クレジットカード情報が初期化されているし、モバイルオーダーの出来上がり時間指定は次の枠になりそうだった。
輪をかけて空腹のせいかイライラしていた。
そのイライラの解決のために私に何をして欲しいのか具体的には示さなかった。
アプリの操作を代わって欲しいのか、一緒にアプリに文句を言いたいのか、私が食べたいメニューを決めて欲しいのか、よくわからない感じだった。
分からないので対象法療法的にひとつひとつ出てきたイライラ源に対して手を出していた。
が、イライラは募るばかりでなんだか怒りの矛先がこちらを向いてきた感じだった。
そのうち面倒くさいから一緒に買いに行こうとなった。
戻ってきた時に自動車税の支払い用紙が玄関に放り投げられていた。
アプリでイライラしているところにポストにあったので、イライラして投げたらしい。
そこで冒頭の言葉を発したのだが、噛み合わない会話になってしまった。
しっかし、嗜めるための言葉を発するのはタイミングに気を遣う。
怒り心頭中に嗜められても人は聞く耳を持たない。
怒りはひとまず収まって、だが物事の記憶が新鮮なうちにしなければならない。
それどころか火に油を注ぐことになる。
そういった理由でなかなか嗜めるという行為はハードルが高い。
面倒なのでこちらが我慢してしまうほうがある意味楽だ。
が、不機嫌で人をコントロール出来てしまったという、負の成功体験を積ませるのはとても良くない。
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