毎朝5分の自分語り 2024/04/05
若手の不具合対策の説明を受けて、意識改革というか設計の考え方というのを身につけてもらわなければならないと思った。
プログラマーはコードと戦うことが多い。
保守性の高いコードの書き方など、コード上の問題解決に終始しがちだ。
そして動きは基本的にシーケンスで表現したり理解したりする。
それゆえになのかタイミングや物理的な動きに対しての理解が浅くなる傾向がある気がする。
特にマルチスレッドの動作に関してはキチンと理解することも説明することも難しく、すんなりいった試しがない。
そして、レースコンディションなどは動作確認で押さえられないので、設計的な品質担保が必須になる。
ミクロな動きというのは把握が難しい。
今回はSaaSに組み込むものの動作のためさらにややこしいし、設計的に明らかになっていない部分が多い。
実測して毎回同じ動作になったからそれだけを拠り所に設計を進めることは出来ない。
提供側の何かの変化で動きが変わるかもしれない。
少なくとも設計保証されている必要があり、その上で動き上でも確認を行う必要がある。
今まで、 動いたから問題なし という意識で作って散々失敗してきたことが身に染みてないのか、今回も 動き的に確認したから問題なしと言ってきた。
当然問題なしにはならない。
流石にタイミング問題を舐めすぎだと思う。
設計保証されていないことを拠り所に出来ないことを学んでもらわねばな。
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