内門卓也

東京都渋谷区でピアノ・ソルフェージュのレッスンを行っています。 レッスンに関するコラム…

内門卓也

東京都渋谷区でピアノ・ソルフェージュのレッスンを行っています。 レッスンに関するコラムや、音高・音大受験に役立つ情報を発信していきます。 https://uchikado-takuya.jp

最近の記事

思い出と現実逃避

今日は、東京音大の卒業試験でイベールのコンチェルトを弾いてきました。 TCMホールは2回目でしたが、どーも苦手だなあ・・・音が逃げていく・・・ また弾く機会があるので、対策を考えないと。 今やっている編曲が、アーティキュレーションが煩雑すぎて全然進みません。泣 だいたい、何分で何ページぐらい進むというのが感覚的にあるのですが、その倍以上かかるので、いつまで経っても進んで感じがしなくていらいらします。 話は変わりますが、昔頑張った経験というのは、後からそれを思い出して、「あ

    • 作曲と演奏の関連の話

      今超特急の編曲をやっていてふと思ったことがあります。 (ならこんな文を書いている場合ではないw) 超特急でやるというのは、要するにあんまりこだわる時間もないわけですが、 それでも少しでも質の高いものにしたいとは思うから、少しはこだわりたくなるんですよね。ちょっと良さげな対旋律を思いついたり。でも、その気持ちをぐっと堪えてやり過ごすわけです。 なぜか?? 例えば、曲全体を5色のボールペンで塗っているのに、一部分だけ48色の色鉛筆でめっちゃ細かく塗りわけられていたら、気持ち

      • 演奏予定(2023年4月、5月)

        4月8日 [土] 14:00開演(13:30開場) フルート:小山裕幾 ピアノ:内門卓也 【フィンランド放送交響楽団首席フルート奏者による “日本とフィンランドのフルート作品を集めて”】 旧東京音楽学校奏楽堂 4月19日(水)12:20-13:00 新宿モノリス1階 入場無料 ヴァイオリン:對馬佳祐 5月7日(日) 橋本專史チェロ・リサイタル at豊田市参合館 5月28日(日) 加藤大聖バリトンリサイタル @ムジカーザ などなど。

        • ボザのイマージュ

          本当はこれは去年の夏合宿のあとに書こうと思ってたんです。 音コン1次の曲に入ってたので、散々これをきかされました。笑 無伴奏の曲ですが、僕もコメントを求められることがあったので、自分なりに気がついたことを書きます。 基本的には、解釈の一つというか、あくまで僕の個人的な感想です。 あなたの感想ですよね?というツッコミは不要です。 はじめの部分について。 まず、この先を何も読まずに、ショッカーの演奏を聴いてください。 Allegro ma non troppo の前(ミソシレフ

        思い出と現実逃避

          合宿雑感③レッスンの聴講について

          去年の初参加の時から、他の人のレッスンを見ましょう、という話は散々してきました。 今回は初日のはじめに星矢先生が言っていたし、少しずつ聴講率があがってきたとは思うけど、まだまだ足りない。 気持ちはわかるけどね。ただ、座って人のレッスンきいてるのは退屈だと自分でも思います。笑 そして、自分にとって役に立つ情報が必ず得られるかと思えば、そんなことはありません。 野球みたいなもんで打率3割あればいいかな、みたいな感じかと。 他の先生がどうかはわからないけど、少なくとも僕はギャラリー

          合宿雑感③レッスンの聴講について

          合宿雑感②リノスの歌

          具体的なことも少し書こうかなと思います。 はじめましての子とリノスの歌をやったんだけど、とても上手な子でほとんど言えることがなかった。(僕のレベルでは) なので、もっといろんな吹き方ができるようになるためのヒント、という話をしようと思った。この曲は演奏機会が多いので、個人的にはぶっちゃけ弾き飽きてる部類に入るけど、いつも同じように弾いていたらつまらないし新鮮味がなくなるので、どうしたらもっといろんな弾き方ができるかな?と常々考えているのが役にたったのかもしれない。 (以後

          合宿雑感②リノスの歌

          合宿雑感

          ※なんか主に合宿に来た人、来たことがある人向けみたいな内容になっちゃいました。 上野星矢先生主催の合宿に参加してきました。 合宿にしても霧島にしても振り返りを書こうと思っても、数日かたつと何書こうとしたかも忘れるし、熱量も下がるので乱文になっても今日中に書く!(宣言) 今回で4回目の参加でした。ついでなので、軽く過去の感想も。 1回目は去年のお正月。 朝から夜までレッスンしてそのあと合わせもしないといけないので、大変だなあと。23:45頃にニールセンのリズム練習をしていた

          合宿雑感

          Twitterが荒れるわけ

           またTwitterでプチ炎上みたいなことが起きていて、僕は楽しくみているわけですが。笑  だいたい素人vs専門家で、専門家が偉そうにするな!素人が音楽を楽しむ権利はないんですか?みたいな構図な気がする。  音楽は素人と専門家の区別が難しいので、より問題が厄介になるわけだが。  専門家にしかわからないことというのは当然存在すると思いますよ。言い方が悪いんだとは思うけど。  専門家が偉そうに!派は、専門家がそこに至るまでの努力とか勉強にたいする敬意がなさすぎるんじゃないですかね

          Twitterが荒れるわけ

          はじめまして

          ピアニスト・作曲家の内門卓也です。 一応そういう風に名乗ることにしていますが、正直どういう肩書きにするべきか いまだに自分でもわかっていません。笑 昔ある人から聞いたことがあるのですが、 税金関係?で職業欄に作曲家と書いたら、大学教員として収入の方が多いのだから、大学教員と書かされたという話をきいたことがあります。笑 そういう意味でいうと、伴奏ピアニスト・編曲者・ピアノ講師と名乗る方が現実に即しているのかなと思います。 普段は、Twitterばかり使っていますが、(Ins

          はじめまして