【レビュー】GROWTAC（グロータック） GT-Roller F3.2

GROWTAC（グロータック） GT-Roller F3.2を導入して1週間が経ったのでファーストレビュー。

これまでWiggle冬のセールで¥5,000位で購入したローラーを使っていたのですが（これはこれで良いローラー）、思い切って「GROWTAC（グロータック） GT-Roller F3.2」を購入。

ちなみに今まで使っていたローラーはこちら。

LifeLine - TT-01 磁気ターボトレーナー (ライザー付き)
【メリット】
・安い
・頑丈で壊れない
・負荷付き
・意外とコンパクト
【デメリット】
・うるさい
・実走感などない

今回の「GT-Roller F3.2」の導入にあたって一番の決め手になったのが『実走感』。「LifeLine - TT-01」が負荷のあるペダルを回している感じだとすると「GT-Roller F3.2」は自転車に乗っている感じ。ここ重要。

具体的には、「TT-01」は期間にして1年ほど使用したのですが、使っているうちにこのローラーを回すためのペダリングになってきているというのを感じ、ローラーは筋トレ＆実走できない時の体力作り的な感じでペダリングやバランス、バイクコントロールのスキルは実走でと割り切っていました。
ですがこれでは練習効率が良くない。そう思っていたところ、レース前にチームメイトが使っていた「GT-Roller F3.2」の乗せてもらう機会があり、その時の使用感が良かったこともあり今回の導入に至る。

1週間使用してみて、まずローラーに乗るのが楽しくなった。以前のローラーは負荷のあるペダルを回すトレーニングだったのですが、「GT-Roller F3.2」では、負荷のかかり方も平坦の実走のそれに近いことや、固定されているとはいえバランスを上手くとらないと傾いてしまったりといったこともあり、自転車に乗っているということをとても強く感じ、結果気持ちよく走れています。

MotionControllerについては出荷時の「Soft」では柔らかく動きすぎてしまったので「Medium」に変更。
また、負荷装置も優れていて、とても滑らかで違和感のない踏みごたえ。しかも、もの凄く静かだ。

ただ、良いことばかりではない。
1つは傾きの調整。導入後、乗り始めてなんだかやけに片方に傾く感じがしたので数回アジャスターを調整。場所が変わるたびに微調整が必要になってくると思うと少し面倒である。
2つめはサイズと重量。家に据え置いて使う分には良いのですが、レース会場に持っていってアップの際に使用することを考えると、大きく重い...。さらに1つ目の傾き問題もある。
レースでも使うことまで考えれば同社から出ている「GT-Roller M1.1」の方が良かったのかもしれない。
自分はしばらくレースには「TT-01」を持っていくことになるだろう。

最後に、今後の楽しみとして「GT-Roller F3.2」に「GT-eSMART」を接続し（オプション）、Zwiftやトレーニングアプリとの連携ができるということもある。
「GT-eSMART」が後付けのオプションだとしても、他社のスマートローラーと金額面で比べても大差ない、むしろ安いぐらいなのも嬉しいところ。

GROWTAC（グロータック） GT-Roller F3.2
【メリット】
・実走感
・細かく設定できる滑らかな負荷付き
・静音性
・オプションでZwift連携
【デメリット】
・傾き調整が面倒
・ホイールベース毎に調整が必要
・サイズと重量

ということで、気になった方は下記ページの試乗可能店舗やイベントで、何はともあれまずは試乗してみることをオススメします。
・GROWTAC