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06. 視点の切り替えによる悩みの解決

女性のお坊さん。
サングラスをしているお坊さん。
「坊さんがグラサンしとるんかい!」なんて違和感も感じる気もしますが、でも表情はとても自然。
こういう多様性を感じるのも旅の良さの一つ。
@ラオス、サバナケット


会社を1日休んで、3月11日~13日の3日間でコーチングの新たな手法を学びました。
その名もバランスコーチング。
一口にコーチングと言っても、色々なアプローチがあるものですね。

今までの僕のコーチングのアプローチは、主にクライアントの内省をサポートするもの。
人には後悔のない充実した人生を生きて欲しい。だから、単に欲に従うでもなく、惰性に身を委ねるでもなく、価値観含め自分自身をよく理解して、心から望むものを描いてみる。
そうすることによって、単に目先の問題の解決を目指すのではなく、自分にとってもっと本質的に大切なことがわかってくる。
行動も自ずと変わってくる。

そんなアプローチをしていました。
そして、そんなアプローチというのは、2月に学んだ手法が目指すものでもありました。(思えば、僕が目指しているのはこういうものだったのかもしれない)

要は「価値観を見付ける」というものでした。


今回、3月に学んだ手法は、2月の手法と繋がっています。
まず「価値観を見付ける」、次に価値観に合った「行動を選択」をする。

ここで鍵になるのは、実は「行動」そのものではなく、物事の対象をどう見ているかという「視点」である、というのが講習での主張でした。(僕も同感です)

行動の選択肢は、いつも無限と言っていいほどたくさんあります。
でも、だからと言っていつも良い選択に切り替えられているかというと、実際それはかなり難しい。
人にはその人の習慣があるし、
やったことのないことには不安を感じるし、
何より「対象をどう捉えているか」という「視点」は良くも悪くも凝り固まったものだったりするからです。


トップの写真のおばあちゃん達にも、もしかしたら「お坊さんは男の仕事でしょ」とか、「お坊さんはサングラスを着けるべきではない」と思う人がいるかもしれません。
それが物事の捉え方(=視点)であり、その視点が変わらない限り、「では(めっちゃ眩しくても)サングラスをしない」という行動にいつも行き着きます。

何が言いたいかというと、「選択肢の多さ」も良い選択をするための要素の一つだけど、「如何に物事の捉え方・視点を切り替えるか」というのも、同じくらいかそれ以上に大切な要素のようだ、ということです。


特に、一人で調べたり頭を悩ましていても「選択肢の多さ」は増やせるかもしれないけど、「物事の捉え方・視点を切り替える」ことは難しいでしょう。
人は往々にしてそういう轍に嵌ってしまうものだし、それは恥ずかしいことでも何でもない。
むしろ、経験や成功体験をたくさん積んでいるからこそ、そのパターンから抜けられないということもあると思います。

だから、企業の社長や取締役クラスの人にだってコーチングは有効だし、それは当然仕事以外の悩みにも有効なものになり得ます。

一人だと難しいから、コーチや誰かの手を借りることで、視点を切り替えていくことができる。
そして、行動を変えていくことができる。

そうやって、価値観に合った行動を意識的に選び取って、人生を充実したものにして欲しいと思っています。


この世には多くの仕事がある。
「課題解決だー!」と邁進する企業も多くあるでしょう。
ちょっとした呟きですが、世界の課題ってかなり小さくなってきているというデータがあります。
今のような時代だからこそ、もっと個人的で、もっと局所的な課題である、人の価値観や人生を対象に働きかけていきたいと思っています。

少しずつではありますが、それが出来るようになってきているかも、なんて感じています。

週末はちょっと天気も微妙ですが、「こんな天気じゃ気が滅入る」という捉え方ではなく、「おうち時間を楽しもう!本を読もう!銭湯にでも行っちゃおう!」みたいな感じで、充実した時間が過ごせると良いですね。


【あるがままの心と、あるがままの世界を】
● 自分の足で力強く人生を生きたい/生きている人へコーチング提供してます
● 海外営業&社内コーチ←世界一周(1年7ヶ月40ヵ国)←コンサル&独学英会話習得
● TCS認定コーチ、CTI応用コース

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