Workaway from Denmark～ブルドーザーMariusのお陰で庭が綺麗になりました～
外国人のホスト最長記録。足掛け19日。
デンマーク人のMarius（27歳、196センチ）には大いに助けてもらった。
Workaway
このnoteでは何度か書いているけど、Work exchangeの一つであるWorkawayを通してMariusを泊めることになった。
ドライに言えば、食事と寝床を提供する代わりに週20時間まで家事や育児を手伝ってもらえる、というもの。
もう少し深い意義としては、表面的ではない異文化交流が図れたり、娘にとっては知らない外国人にも愛情を持って接してもらえる世界観を幼い内から経験することで、自己肯定感や安心感や好奇心の豊かな人に成長してもらいたいという願いも込められている。（実際、全然人見知りもなく、愛嬌抜群なので、既に効果があるのかもしれない）
妻や娘のこともあるので、基本的に女性かカップルしか泊めていなかったけど、事前にZoomをした際に、彼はとても穏やかで感じの良い青年だったので、妻からもOKを貰ってMariusを泊めることになった。
費用
Work exchangeなので、互いにお金は発生しない。
具体的に言うと、Workawayの登録費は無料。実際に掛かるのは主に食費（1,000～多くて2,000円/日）と僅かに増える水道光熱費くらい。
そういう意味では、Mariusは成人女性の3倍くらい食べたので、コストを抑えたい人は小柄な女性を選ぶのも手かもしれない（笑）
仕事内容
やってもらったのは、主に庭仕事。
夏になる前にやった方が雑草も少なくて作業が楽だし、今のうちから夏野菜を植えたい。
それに、ここまで屈強な男性が来てくれることはあまりないので、大きな石を移動したり、木を引っこ抜いたりしてもらう必要があったので、適任でもあった。それに、Mariusは建築学科の修士を取ってるくらいなので、きっとデザインセンスも高い。
期待以上に一生懸命働いてくれて、まるでブルドーザーのように、力強く何もかもを蹴散らしてくれた。
ご覧の通り、めちゃくちゃ綺麗になった。マジで有り難い
その他のお仕事
雨の日は、家の中の気になったところを掃除してもらったり、お風呂場を掃除してもらったりした。
仕事のお願いスタイル
Mariusには、「時間的に終わらなくてもいいから、自分のペースで庭を綺麗にして！」と伝えた。
Workawayは基本的に週20時間までの作業ということになっているけど、こちらとしては進めるペースは自由にしてもらって構わない。
4時間x5日だっていいし、極端な話3時間x7日でも10時間x2日にして5日間はオフにしてもらってもいい。
僕自身、やり方を決められるのが好きではないので、あくまでも相手を信頼して、好きなようにやってもらいたい。もちろん、どの木は残しておいてとか、ここは畑にしたいとか、そういう要望は伝えるけど。
Mariusは仙台に来る前にも東京の青梅でWorkawayをしたらしいけど、そこは常にWorkawayの働き手がいるようなところで、かなりシステマチックだったらしい。
木曜のこの時間には必ず風呂掃除。みたいに。
そうすると、別にそこまで汚れていないのに決められた時間は掃除しなきゃいけなくなる。そして、Before afterがあまり変わらないので、やり甲斐もあまりなかったらしい。
今後も基本的には依頼事項だけ伝えて、あとは相談しながら自由にやってもらうスタイルにしたいと思う。
自分で言うのもあれですが、これって部下を育てる上司スタイルなのかな。信頼から始まるループなので、お互いに気持がいい。
フリータイムの過ごし方
昼間は基本的に自転車や電車で市内を散策し、それ以外の時間は一人で部屋に籠もっていた。
僕も長期間海外にいたことがあるのでわかる気がするけど、ただ普通にその場で過ごすだけでも結構疲れるし、気持ちが安らぐことが少ない。
その分、Mariusは夕方になってデンマークが朝を迎えると友達なのか家族とデンマーク語でよく電話をしていた。
夕飯は一緒に食べた。
お互いの文化の話をしたり、デンマークで流行ってるテレビ番組を見たり。
互いに干渉しすぎず、心地よい程度に交流するくらいが丁度いいんだと思う。特に、こんな風に19日間も泊める場合には。
あとは、主に妻の友人を誘ってピクニックをした。
「イケメンデンマーク人が来る」というキャッチーな声掛けにより、思いの外たくさんの人が来てくれた。
天気も良かったし、純粋に良い時間が過ごせた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？