15. 人生を味わい尽くす~2時間の導入セッション~
美しく、穏やかな空気。
山から流れてくる、エメラルドグリーンの美しい雪解け水。
草原の上に建つログハウス。
ここは、世界で最も美しい村かもしれない。
@スイス、グリンデルワルト
5月28日。今日は新しいコーチの導入セッションを受けた。
このNOTEでは、流れをサラッと書いた後に、自分の気付きを書いていきます。
総括
僕は、より多くの人が人生を味わい尽くせるよう、コーチングを提供していきたい。
3名のプロコーチのサンプルセッションを受け、一人の方に正式に継続セッションを申し込んだ。
今日は2時間の導入セッション。それ以降は継続の通常セッションを受けていく。
導入セッションの準備としては、質問集のようなパッケージと呼ばれるものがあり、事前にそれに取り組んだ。
今日の導入セッションでは、その内容を深堀りしていく形で進めていった。(全部じゃなくて部分的に深堀していく形でもいいし、順番通りじゃなくてもいいけど、ほぼ全て網羅した。)
要所要所で認知をして下さったのと、価値観をコーチの方から整理してくれたので、自分でも感覚を掴みやすかった。例えば「AとBが繋がってる感じがありますね」など。
総括としては、自分の中にエネルギーが湧いてきたのに加え、自分の軸がよりクリアになった感覚がある。
自分にとって特に大事な点は、人生を味わい尽くすということ。
人生は一回きりだし、常識や同調圧力に屈して平々凡々な生き方をしていたら絶対に後悔する。
YoutubeやNetflixのレコメンド機能に乗っ取られて、受け身で薄っぺらい欲を満たして時間を浪費していたら、絶対に豊かな人生は歩めない。(時々映画などを観るのはもちろん良いと思ってるけど、ずっとそれにばかり時間を奪われるのは違う。)
だからこそ、自分で自分をよく理解する必要があるし、自然体で生きるには思考停止で常識やら何やらに従ってはいけない。ある部分においてたまたま常識と自分の考えが合致することはあっても、「みんなこうやってるし」なんて言うのは、正しい判断軸ではないと思う。
一方で、自分で自分の人生を歩むことは不安が付きまとう。
周りと同じように一斉に赤信号を渡って、みんな一緒にトラックにひかれても「でも信号気付かなかったね」とか言って傷のなめ合いができるけど、自分だけ周りと違う道を歩んでいたら、そこには自分だけの責任が発生するし、かなり上手くいくまでは否定されたり後ろ指を指されることもあるだろう。
それでも、充実した人生を歩む為には自分が自分の道を選択して、自分の足でその道を歩んで行く必要がある。
それは怖いことだし、大変なことだけど、一度きりの人生を適当に惰性で生きるなんてナンセンス。
死に際で傷のなめ合いをしたって、何にもならない。そこには薄っぺらい満足と大きな後悔しかない。
「もったいない」が僕の一つのキーワード。
人生を逆算で生きているのはそのせい。
時間の効率を高めるために、積み上げという要素が大切になってくる。今10の努力で10得ているのなら、5年後には10の努力で30くらい得られるように目標と行動をデザインしていった方が良い。
その上で、生活水準は上げない。だって、軽自動車に乗ってても、フェラーリに乗ってても、幸福度はほんの少ししか変わらないと思う。(実際に多くの研究で、満足感にはすぐに慣れて普通の感覚に戻る、というデータもある)
じゃあゆとりが出てきた分はどうするかと言えば、新しい経験を買う。
そうやって、人生の幅を広げていきたい。
「人生を逆算で」なんて言うと、ガツガツ系のビジネスパーソンって感じがするけど、僕はそれを目指してる訳じゃない。
いつだって今が人生だし、今を大切にする。ゆとりのある時間を大切にする。
「生産量=幸福感」という方程式ではなく、心や時間にゆとりのある状態でいることが、幸福な人生を歩む上で大切だと思う。
だから、変に贅沢はしないし、周りにも流されない。余計な出費をする代わりに、ゆとりある時間を優先する。
自分がコーチングを提供する時も、こういう価値観を大切にしたいと思ってる。
つまり、「クライアントが、その人生を味わい尽くす」というのがテーマ。
そして、上に書いたように、人生を味わい尽くすには不安があるし、自分の道を歩むことは勇気が必要。
だから、自分の道を見付けたり、そこに踏み出していく勇気を持ってもらう為に、コーチングを提供していきたい。
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