見出し画像

20. 自分をよく知るということ

【世界旅行記】
思い返せば、ベルリンではビール片手にケバブとかソーセージばかり食べていた。
そのせいか、瓶ビールをラッパ飲みすることを自由の象徴のように感じていて、今でも瓶ビールが好きだ。
街角でソーセージを立ち食いしてたら、欧米人から「この近くにスーパーある?」と聞かれ、「この道をまっすぐ行くとあるよ」と答えた。
ベルリン3日目の旅人だったけど、ローカルに間違えられてむしろ嬉しかった。
@ドイツ、ベルリン



あなたはどれくらい自分のことを理解していますか?
どれくらい自分に正直で、どれくらい常に自分の感じ方をわかっていますか?
自分にとって大切なものは何ですか?

VUCAの時代において、これまで以上に自己理解が重要になってきている。
それは、「自分は何がしたいんだろう?」の答えを持っている、以上の意味合いが含まれている。

今日はそんなお話です。


最近、TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメントという本を読んでいる。
これは、マイコーチからの課題図書でもある。
タイムマネジメントなんて聞くと、より少ない時間でより多くのことをこなす、ということが書かれた本ばかりが巷には出回っている。

多くのタスクをこなす、もしくは早くこなす。
そういった本が多い。
なぜなら、人が簡単に気付けている直接的な願いだからだと思う。

あー、早く終わらせたい!
もっとあれもやりたかった!

そんな風に思うから、「その悩み、解決できますよ!」と語りかけてくる本が売れるんだと思う。

だけど、本質的なことを言うのであれば、より多く/早くタスクをこなすことが根本的な願望ではない。
より充実した人生を歩むことが本質的な願いであるはずです。
“重要度は高いが緊急度が低いものは後回しにされやすい”なんてことがよく言われるけど、要はこの本も同じ点について指摘している。


一つ、本の特徴を挙げるとしたら、その“重要度”って一体何?ということ。
もう気付いているかもしれないけど、それはあなたの価値観

仕事においてではなく、あなたが人生を歩む上で、何を大切にしたいのか。
その大切なものを理解した上で、大切な価値観に合った行動を意識的に予定に組み込んでいきましょうよ。という話。
多くをこなす、ではなく、大切にしたいものをしっかりと大切にしましょう、と。


これはよく言われる話だけど、コーチングを受けなくても生きていける。
だって、自分の価値観がよくわかってなくても、それを尊重しなくても生きていけるから。
だけど、コーチングを受けると“より良く”生きていける。
なぜなら、自分のことをよく理解できるから。
価値観がわかり、日々や人生においての出来事を自分がどのように感じているかがわかり、そしてそれらをわかった上で、望む在り方・行動を意識的に選び取っていくことができる。

一つ書き加えておくとするなら、それは一度価値観がわかっただけで「はい、これでもうOK!」とは必ずしもならないよ、ということ。
価値観は変わり得るものだし、感じ方に意識を向けてあげないと、知らず知らずの内に日常の(重要度ではなく)緊急度の高いあれこれに流されたり、周囲の“普通”に染まっていってしまう。
残念ながら、それは必ずしもあなたの価値観に合った在り方・行動ではない可能性が高い。

だからきっと、ここ数年では瞑想やマインドフルネスが大事だと言われている。
頭で考えるだけじゃなくて、心に意識を向けましょう、ということ。
だって、幸せは心が感じるものだから。


最後に一つ、あなたに質問です。
1分くらいかけて、ゆっくり自分の内側を見つめてみてください。

「本当は大切にしたいけど、蔑ろにしてしまっている価値観があるとしたら、それは何ですか?」

もしその答えが曖昧だったなら、一度僕のコーチングを受けてみて下さい。
きっと力になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?