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Workaway from Japan~ポルトガル移住もいいかも~

Workawayのホスト第三段。
今回は初めて日本人を泊めた。

大体行きたい場所の中からホストを選ぶのが多分一般的なんだけど、今回の方はうちに泊まるためだけに横浜から高速バスで来てくれた。

というのも、彼女はなんと建築を学ぶ東大の大学院生で、論文のテーマをWorkawayにしたいとのこと。
それで、外国人を泊めた経験もある日本人ホストを探して、わざわざ来てくれたのだった。

彼女自身、昨年夏までの1年間はポルトガルに留学に行っていて、EUの中で何度かWorkawayを経験した。
Uberとかもそうだけど、ヨーロッパなどの海外の多くは他人に対して割とオープンなので、Workawayのように誰か知らない人を泊めるというサービスも利用者が多い。
実際にWorkawayのホストを探してみると、オーストラリアでは約1600、EUではなんと1万以上のホストが登録している。
一方で日本は185件だけで、しかもその内の多くは外国人がホストをしていたり、ホテルなどの事業者だったりするので、日本人の一般家庭に絞るとかなり数は少ないという話だった。

今回泊めたのはたった4泊で、Workawayにしてはかなり短い。
でも、彼女としては実際に泊まってみることとインタビューが目的だったようだし、僕らとしてもそんなにやってもらわなくてはならないこともなかったので、日数は別になんでも良かった。

とある一日は、仙台の隣りにある利府町というところに出かけた。
以前、そこのイオンモールに出かけたとき、中にVSparkというジョイポリスとラウンドワンの中間みたいな遊びの施設があって、更にSNSで1,000人以上のフォロワーがいる人は初回無料、連れは割引という広告があったので、妻と行きたいと思っていた。(妻はインスタで1,000人ちょっとのフォロワーがいるヨガインストラクター。ありがとう、妻!良かったらフォローしてね。)

ということで、Workawayの子に娘を見てもらって、(良い意味で?)大人気なくVSparkで遊び倒した。ああいうアクティビティ系の遊びもたまにはいいですね。

あとは、利府の有名な観光地馬の背(トップ画)に行ったり、僕も何度か撮影仕事をさせてもらった利府町の地域おこし協力隊のメンバーの青年(彼も古民家再生系の事業に携わっている)を誘ってお茶したりした。


その夜には前回Workawayで来てくれたMariusが綺麗にしてくれた庭でみんあでBBQをして、ゆっくり語らったり、それぞれの価値観が表出してなかなか盛り上がった。

ポルトガルについても色々教えてもらった。
僕は比較的海外経験はある方だと思うし、国数では48カ国、合計で2年くらいは海外にいたことがあると思うけど、1年間も同じ国にいたことはない。

シェンゲン協定の国に5年間住めば、ざっくり言うとヨーロッパの永住権が手に入るという話は前々から知っていて、特にオランダとポルトガルは移住しやすい(移住の権利が得やすい)国ということも知っていた。
だけど、オランダはオランダ語が難しいし、物価が高い。
ポルトガルはこちらもポルトガル語を学ばなければいけないし、英語はあまり得意ではなさそう。でも物価は安いし、温暖な気候で住みやすそう。
というイメージがあった。

だけど、彼女曰く、ポルトガルは結構英語が通じるし、人も温かくて、食も合うということだった。
僕も気になってnoteを探してみると、昭和っぽい親しみやすさがある街並み。的なことが書かれていて益々魅力的に感じてきた。

将来のことはわからないけど、”自由とは選べる状態であること”だと思っているので、シェンゲン協定の国の永住権を持つことは、選択肢が増えて良いと思う。特に先の長い娘にとって。

note、非常に参考になりました!
ポル子さん、あきのび太さん、ありがとうございました。
今後も参考にさせていただきます。

移住するなら子どもが小学校に入る前に、と思っていたけど、これらのnoteを拝読させていただいて、子どもが10歳とかになってからの移住でもいいのかなとも思えてきた。

まずは日本語や日本人のアイデンティティを築いてから、海外に行っても全然遅くはない。それに、個人的には英語をネイティブレベルにする必要はないと思ってる。ほとんどの人が第二言語として英語を話している訳だし。だから、日本語よりも優先させるほど急がなくていい。

BBQを終えた翌日、まだ2.5日残っていたのだけれど、長く続く娘の風邪が移ったのか、僕とWorkawayの子が38度の熱を出してダウン。

丸1日寝込んだだけで二人とも何とか熱は下がり、彼女は空白の2.5日を過ごして帰路に着いたのでした。せっかく来てくれたのになんだか申し訳ない。

今回は初めて日本人を泊めたけど、同じ日本人で多くの共通認識があった上で互いの経験や考えをシェアできることは、また深みが出て面白いと感じました。

娘や僕らの英語環境にはならないけど、たまにはこういうのも良いかもしれない。

(東大の論文に我が家が載ってもいいのだろうか、、)

ー 完 ー

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