17. 現在地
スーパーで日本好きの店員さんと出会い、翌日には彼の車で市内散策へ。
些細な日常の中に、物語の種が眠っている。
(ザビエル、勝手に写真載せてごめん)
@ベルギー、ブリュッセル
2022年6月17日。
noteを開いたら「2周年記念のバッジを獲得」という画面が表示された。
noteを始めてから2年が経ったのか。
2年前の6月と言えば、知り合い以外にもコーチングのセッションをさせてもらい始めた頃だ。
あれから100時間超のコーチング実績を積み重ね、これまでに67名の方々とセッションをしてきた。
TCSの認定コーチとなり、社内コーチを企画・実施し、CTIの応用コースを受け、そして今年の春からは初めて有償のクライアントと継続セッションを行っている。
少しずつ、価値のあるものを届けられるようになってきたのかもしれない。
ところで先日、大学時代の親友と10年以上振りに再会した。北千住の飲み屋。
大学時代、居酒屋のバイトで一緒だった彼とは一番よく遊んだかもしれない。
彼の散らかった狭い部屋で、夜中に任天堂64のパワプロをやったり、ギターを弾いて控えめとは言えない声量で歌ったりした。全然防音設備も整ってないのに。
彼は結構変わったやつで、この10年間くらい全く連絡が取れなかった。
それが突然Facebookのメッセンジャーで連絡が来た。5年前に僕が送ったメッセージに返信する形で。
その二日後に、北千住で再会したのだ。
彼の変わらない部分と、大人として成長した部分を感じられて、嬉しかった。
こういう存在が、人生にいてくれて良かったと思った。
その前に彼と最後に会ったのは、世界一周に出発する前、2013年の夏頃らしい。
そして、どうやら僕は、当時からコーチングをやりたいということを彼に話していたという。
今でも思う。
コーチングがやりたい。
僕は、コーチングで食べていきたい、という風にはあまり思っていない。
本気でやってないとか、自信がないとか、そういうこととは違う。
僕にとってコーチングの素晴らしさの一つは、100%純粋にクライアントの為の行為である、という点。
仕事となると、どこかにエゴが生まれる。少なくとも僕は。
対価が欲しい、認められたい、上手く進めるための説明をしておこう。
こういった気持ちは、悪いものでも誤ったものでもないと思う。
だけど、エゴのない行為には、特別な喜びを僕は感じる。
意識のベクトルを内側ではなく、外へ向けていたい。
先日、公式LINEを始めた。
初めて連絡を取る人にとっては、個人のLINEを教えることに抵抗があるかもしれないから、それを取り除きたかった。
応援してくれる人とは繋がりを作って、そして定期的に投稿するnoteなんかで活動の報告をしたい。
そんな目的で始めた。
一方で、ほんの数人ずつだけど、これまでセッションをさせていただいた方に、現状報告の連絡をしてる。人生の変化があれば、コーチングがまた必要になる人もいるかもしれない。
まだ始めたてだった2年前のセッションでも、「すごく良かった」「よく覚えてます」と言って下さることが多くて、(半分はお世辞かもしれないけど)スキル云々は置いておいても、こうした活動を求めてくれる人は必ずいるな、と思わせてくれる。
頭の片隅にはコーチングのことはあったとしても、コーチ側からのアクションがあった方が依頼しやすいと思うし。
ライフプランに修正が入った影響もあり、いつプロの資格を取るのか、今後どこまでコーチングに軸足を移すのか、はっきりとは決めてない。
だけど、コーチングは僕にとってライフワークになる。既にそうなってきてる。
元々、自分の中のコーチングの位置付けとして「稼ぐためではなく、やりがいのため」としてきた。
そして、この活動は数年程度で終わらせるつもりはない。
10年でも20年でも続けていきたいと思ってるし、そうなる気がしてる。
自分自身がそれを求めてるし、こういった傾聴や内省がより重要な時代になっていく。人って良い意味でそんなに単純な生き物じゃないから。
だから、今すぐプロ資格を取るとか、すぐに有償クライアント20人持つとか、そういう目先のことはあまり重要ではない。
僕はただ、日々を味わって生き、そして必要としてくれる人にコミットして関わっていく。
これが今の僕です。
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