見出し画像

01. ステップアップ

そろそろ冬も終わりに近付いて来ましたね。
陽射しが暖かく、外に出掛けたい気分です。

さて、コーチングの取り組みですが、少しだけステップアップをしました。
ICF(国際コーチング連盟)にプロコーチ養成スクールとして認められているCTIというところの3日間の講習を受けました。
基礎、応用、上級の応用に当たるものです。(応用コースは全4セットあり、今は1セット目が終わったところ)

振り返れば、2013年に世界一周に旅立つ前に参加していたNPOカタリバで活動していた時から、コーチングに興味を持っていました。
人の内側の声を聴き、その人がその人らしく、そして本当は周りにたくさんあるリソースやチャンスを存分に活かして、豊かな人生を歩む。
自分だけでなく、周りの人々にも、そんな生き方をしてもらえたらな、なんて思っています。


僕は大きな何かを決定するとき、年単位での時間をかけて進んでいく傾向があります。正に亀の歩みというやつです。
その一つが世界一周で、目的の整理や情報収集、ゼロからの英会話など、準備に約2年をかけました。

そして、今回は時間をかけているのはコーチングです。
これはちょっと進みが遅すぎるのですが、世界一周からの帰国後に見様見真似で友人にコーチングをやってみたり、プロコーチのコーチングを受けてみたり、複数のコーチングスクールの説明会に参加してみたり。

ようやく実際にスクールで学んだのが、コロナ直前の2019年11月。
今回の応用コースの一つ前に当たる、CTIの基礎コースを受けました。

基礎コースを受けた人の半数くらいは、翌月には応用コースに進んでいましたが、コーチングは学ぶだけではできるようにならないので、まずは基礎の部分だけでもある程度経験して体に染み込ませようと思いました。
途中、別のコーチングスクールの認定コーチになったり、一部上場企業でもある自社で企画して社内コーチングを行うなど幅を広げつつ、応用コースを受講するまでに55人へのコーチング(累計78時間、ちゃんと記録してます笑)を行いました。

馴染みのないことばかり言われてもよくわからないと思いますが、要はこれまでゆったりのんびり前に進んでいました、ということを言いたかったのです。
ということで、これからはもう少しアクセルを深く踏み込みます。


今は会社勤めをしているので大きな声ではちょっと言いにくいのですが、僕は2年以内にプロコーチとしての独立したいと思っています。
コーチングをしている理由でも書いたように、これは今の時代に必要且つ、自分がやりたいことだからです。

どうしてアクセルの踏み込み具合を今切り替える必要があるかというと、応用コースに入ってからは学びの量が格段に大きくなるからです。
基礎レベルの内容であれば、良い意味で学びが多すぎないので、ゆったりやっていても抜け落ちるようなことにはなりにくいですが、応用コース以降はそれなりに集中して、それなりの頻度でコーチングを提供していくことで、本物のスキルをしっかりと自身の血肉にしていけると思います。

だからこそ、自分に適度なプレッシャーをかけて、少し背伸びをした大口を叩き、発言に見合った位置まで自分を高めたい。


先日、応用コースの1セット目が終わった勢いそのままに、Facebookでコーチングを受けてくれる方を募集しました。
その中で一人、熱いメッセージをくれた方がいました。彼は、僕がコーチングを始めたばかりの頃にコーチングセッションをさせてくれた方でした。

メッセージの中では、僕の考え方や受け入れ方に信頼をおいてくれていること、そして最初の有料クライアントになりたいと書いてくれていました。
まだ圧倒的に不慣れな、コーチングを始めたての頃に一度セッションをしただけなのに、です。
それは僕にとってあまりにも大きな出来事で、しばらく言葉を失っていました。
それほど、嬉しかった。

自分の力を高め、適切な方向に向かうことで、きっとより多くの人に、より大きな何かを提供することができる。
今は道半ばではありますが、そんな風に自分を信じています。

まだまだ不確かな要素の方が圧倒的に多く、今後どんな風に活動していけるのか、見えない部分もあります。
だけど、だからこその発見やワクワクもきっとあるだろうと思っています。


この旅はまだ始まったばかり。
だけど、少し長い旅になりそうな気がしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?