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子育てを楽しむ~子育ての結果は思春期以後に出る

親として子供に本当に望む事は、
大人になった時に充実した人生を送れる人間に育つ事だと私は考えています。

成人し、自立した時に、
人生を楽しむことができる人になる事。

自分を大切にし、自己肯定感がある。
だからこそ他人を思いやる余裕がある。

そんな大人になってほしいと思っています。

子供時代は、成績が良いとか、走るのが早いとか、野球やサッカーが上手いと目立つ存在です。

でも、子供時代輝いて見えていた子が大人になっても充実しているかというとそうでもなく

逆に子供時代ぜんぜん目立たなかった子が
大人になって充実している、というのはよくある事です。

小学生までは親の言うままに
ピアノや英語や水泳や学習塾に通います。
そんな一芸に秀でている子はクラスで見立ちます。

そんな子を見て、他の親は遅れをとったような気になって、
自分の子をあれこれ塾等に通わせたりします。

あれこれ色々な事を「試しに」やらせてみて、本人がそれを楽しんでいるものは続ける、やりたくないと言えばあっさりと辞めさせる。
そんなスタンスであれば良いと思いますが、たいていの親は「通わせている」事で
安心します。

親の意向で通わせていた場合は、
思春期になり、
自分の意思を伝えられるようになると
辞めてしまうことが多いのではないでしょうか。

子供時代親の意向で通っていた習い事が
大人になって役に立つ事もあるので、
一概には否定できませんが。

でも、私はもっと大切なことがあると思うのです。

子供を花に例えてみます。

種を蒔いて芽が出ます。

その「芽」にあれこれ手をかけて
(いろんな塾に通わせて)

小さな花を咲かせる
(クラスで目立つ子になる)よりも

その見えている「芽」ではなく
見えない「根っこ」に着目して

根っこに栄養をあげて
根っこを大きく大きく育てていたら
(親の優しい眼差し、笑顔、ことばかけ。
あなたの存在そのものがママの宝物なんだよ、という無条件の愛を感じさせる等)

その時の見た目は小さなただの「草」かもしれないけど

思春期になった時、
その大きく張った根っこで

「自分の意思」で自分をみがき
「自分の意思」でぐんぐん成長して

やがて大きな花を
「自分の力で」咲かせると思うのです。

人間って子供ている時間より
大人でいる時間の方が圧倒的に長いです。

小学生までの姿は幻です。
クラスの中で秀でた存在でなくても
良いんですよ。

目の前の子供の姿を見て
一喜一憂するのでなく

いついかなる時も
子供の根っこに栄養を与える事だけを考えて
信じるだけです!

結が見えるのは何年も先です。

私もその先の見えない状態で、
ただただそう信じて、
根っこを育てることに専念しました。

結果は…
おかげさまで、4人とも私の予想を遥かに超えた、素晴らしい人に育ちました😊🍀

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