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子育てを楽しむ〜下の子が生まれたら

下の子が生まれてママに抱かれている姿は、上の子にとっては、

自分に置き換えると
「愛人を家に連れ込んで、目の前でイチャイチャするのを見せつけられる」のと同じ事だそうです。

それなのに「お兄ちゃんでしょ、妹に優しくしてあげてね」なんて言われたら
胸中複雑です。

では、どうしたらいいか。
私が教わったやり方を紹介します。
このやり方で私は4人の子供を育てましたが、皆成人した今、4人はとても仲がいいです。


下の子におっぱいをあげる時
上の子がこっちを見ていたら、反対側の膝に上の子を乗せ、空いている手で上の子を抱きしめる。

それができない時は、足で上の子をくすぐったり、なでたり。

(上の子に).「あなたの事忘れてないよ〜」と、体で伝えるのです。

(大変だけど、すごく幸せだったなあ〜)

下の子のオムツを変えるのを上の子が見ていたら、変え終わった時まず上の子を抱きしめて
「オムツ変えてる間待っててくれてありがとうね。ママ助かったわ」と、伝えます。


少し大きくなってからは
下の子より上の子を優先します。

たとえばおやつを渡したりする時は
必ず上の子から順番に。

ご飯をよそる時も上の子からよそい、上のから渡します。

ケーキを切り分けた時も
上の子から渡します。

最初からその状態でいると
下の子は「そういうもんだ」と
当たり前に思っているので
大人しく自分の順番が来るのを待つんです。

上の子を大事にし、優先すると、上は下を可愛がります。親の目を盗んでいじめるなんてことにはなりません。

でもまあ、子供のうちは私の知らないところで上の子が調子にのって
下の子をパシリにしたり…なんて事もあったみたいですが、

思春期を過ぎた頃から
下の子思いやったり
親身にアドバイスしてあげたりするようになり

大人になった今では
それぞれがそれぞれをリスペクトし合い、
知恵を出し合い、助け合い、
とても素敵な関係を築けているようです。

兄弟って、子供同士でいる年月より
大人になってからの年月の方がずっと長いですから、仲良し兄弟に育て上げるのも、親から子へのプレゼントですよね。


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