【#8】ビジネス書評600冊やってみる『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
こんにちは。
ビジネス本書評8冊目はこちら。
読んだ人の評価が非常に高い1冊で、以前から気になっていた。
だから、読むのを楽しみにしていた。
内容
この本は、二人の筆者が100冊にも及ぶ文章術の本を読んで共通する部分をまとめたもの。
いろんな本に共通して書かれているってことは、それだけ重要だってこと。
この本のおかげで、文章術100冊分のエッセンスを2時間ほどで学べる。
しかも、ご丁寧に文章の書き方の大事な順で40位までランク付けされている。
1位~7位までが「文章力の向上」。
8位〜20位までで「文章がうまい人になる」。
21位〜40位までで「プロ級の書く力を身につける」ことをテーマとしている。
参考文献となった100冊は、歴史的名著といわれる小説から現代のビジネス本まで広く網羅されている。
いつの時代も文章の「基本」は同じであり、普遍的なものなんだとわかる。
心に残ったトコロ
具体的には、1文を60文字以内にするといいと書かれています。
文章が長いと読みづらいし、読者に考えさせてしまう。
WEBライティングでも同様に考えられている。
1文を短くしたほうがいいと言うのは、読み手のことを思ってのものだ。
雑誌や新聞記者が言うならまだしも、昔の小説家も同様に考えていたと知って、興味深かった。
ボクがこの本で最も心に残ったのがコチラ。
「名文」とは、自分が心から「いいな」と思った文章のことを指すそうだ。
だから、日頃からいい文章に触れ続け、いい部分を真似しようってことだ。
上達しようと思ったら、すでにできる人から学び、その人の真似をすると言うのはどの分野でも共通するんだな。
感想
「目から鱗」の情報ばかりかと思っていたが、意外に「知っている」内容もあって驚いた。
「当たり前を、当たり前じゃないレベルでやってるのが1流の人」
以前読んだ本の内容を思い出す。
「当たり前」のことってできてると思い込んでしまいがちで、実はできていない。
もしできているなら、本を執筆する側になってるはず笑
文章術を本気で学んだ経験がある方にとっては、知ってる内容の復習となるかも知れない。
だけど、「当たり前」ができているか見直す貴重な機会となるだろう。
「書く」仕事をするすべての人におすすめする1冊。
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