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寒空にマスク喰い、

今週から来週にかけて大いに寒くなるらしい。
テレビで「上空1500メートルの気温が-12℃です」とか言ってたけどピンと来んって。ウチ、地上0メートルをまず知りたいの。
ぼーっとテレビリモコン見てたら「ざんまい」っていうボタンがあったワ。

今日はとにかく眠かった。マスクの下側から顎が飛び出して不織布を喰わんばかりのおおあくび。あくびだけはどうしてもでかくなってしまうので、「マスクしてるからバレねえわ」みたいな甘い考えはとっくに捨てた。
捨てたけど、どうしてもあくびしちゃダメなシーンで如何ともしがたい時には、喉だけであくびする方法ももちろん編み出している。
今日はその喉あくびをする隙もなく6回くらいマスクを喰った。
喉ぼとけ飛び出すくらいだったワ。

人によって態度を変えているつもりは全くないけれど、相対する人によって自分の中でギアチェンジしている感覚がずっとある。
話す相手によって自分の喉に何かつっかえている感じがあったり、反対にすらすら言葉が出てきている感じがある。その他多種多様なギアを取り揃えているような。全然、自分では意識してないのに無意識の意識が表に出てきているような。
例えば、喉がつっかえる相手と、すらすら言葉が出てくる相手と三人で話していたら、どちらかのギアになっていることが多い。即座にギアチェンジはできない。引っ張られることもあるし、引きずられることもある。
もうこうなったらどうしようもないので、分け隔てのない人間にはなれない、と思っている。
中3の自分が自転車を乗り回していた時みたいに、自分のことを乗り回してギアをチェンジしまくる。そりゃそうだ、上り坂ではギア1だし、下り坂では3だ。それでかまわない。

「おじさんのくしゃみの音がめちゃくちゃでかいのは、音を制御できないほど腹筋が弱っているから」という説を唱えていた自分が、徐々にくしゃみの音がでかくなってきている現実から目を背けている。
こないだはくしゃみしたとき「わっかーーん」って言ってたな。
おじさんのくしゃみの特徴は、別の部屋にいてもその音が聞こえることだから、隣の部屋の住人に聞こえた時がおじさんの始まり。
あら、いやだワ。

明日は大寒波に備えて、ダウンを買いに行く。地上1.8メートルの空気を忌憚なく吸い込み、マスクを喰うためにネ。






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