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安易に砂利を撒かないこと

田舎の家は庭が広い。花を植えたり、畑として使うところは土だが、それ以外は防草のために砂利が撒いてあることが多い。我が家もそうなっている。でも、あまり知られていないが、この砂利は実はとても曲者だ。もし、今土庭で雑草が生えることに困っている人がいたら、安易に砂利を撒くことはオススメしない。特に地名に氵(さんずい)が付いている地盤が緩い地域は危険だ。砂利に使用される石は一般的に土よりも比重が重い。そのため時間が経つと、石がどんどんやわらかい下の土に埋もれていってしまう。数年も経つと土がかなり露出した状態になり、防草効果がなくなってしまう。また砂利を撒けばよいが、この繰返しになる。そして埋まってしまった砂利は困ったことに撒いたエリアだけでなく地下全体に広がっていく。つまり残している大切な土庭の部分も石だらけになってしまうのだ。こうなると、せっかくの畑が台無しになってしまう。土を入れ替えても、入れ替えてもすぐに石だらけの土になってしまうのだ。だから、我が家ではもう砂利は撒かないようにしている。

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