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陰キャならCSに行け!!!!

皆さん、遊戯王やってますか?やってないですか……


どうしてやってないんでしょう?


カードが高い?


マスターデュエルが楽しすぎる?


ショップが近くに無い?


個々人によって色々と個人差はあるでしょうが、始めたばかりの初心者が一番陥りやすい問題は、「対戦相手がいない」なのではないでしょうか?


分かります。交流会に行っても知り合いがいないし、ネットでの知り合いとリモートで試合をしても対面ではなかなかできない。知り合いがいないショップに行くのが怖い。働きたくない。社会が怖い。


でも、せっかくお金をかけてデッキを組んだんですから、遊戯王、やりたいですよね?


そんなあなたにぴったりのイベントが、「CS」です。



CSとは?


CSとは、Champion Shipの略であり、カードゲームの種類にもよりますが、遊戯王においては有志が主催する非公認大会を指すことが多いです。

通常の公認大会と比べて、参加費がかかる、レシピ提出が必要になる、景品が豪華などの相違点があるものの、予選落ちした人でサブトーナメントのようなイベントが開催されたり、CSによっては参加賞としてパックが貰えるところもあるなど、有志の方々によって一日中遊戯王を楽しめるような創意工夫が凝らされています。



CSに出るメリットとは?


①:対戦相手がいる

これが最大のメリット、今回の主題と言っても過言ではありません。
皆さん、交流会でこのような経験はないでしょうか? 
周りは知り合い同士で固まっていて、微妙に入りにくい雰囲気。運営によってマッチングされるも、対戦相手の方は身内との会話に夢中でどうにも試合に集中できていない様子……というかそもそも身内のオフ会状態のようになっていて、参加すら躊躇われる……

こんなことは、CSでは起こり得ません!対戦相手はみんなこちらとの試合に集中してくれます!
ガチ一人で参加してもマッチングは向こうが自動で行ってくれますし、交流会と違って相手と完全初対面でも何一つ問題なく試合を楽しむことが出来ます。実際僕も6年ほど一人でCSに参加していますが、個人戦にしか参加出来ない以外デメリットは見当たりませんでした。
また、参加に関しても初見だろうと常連だろうと待遇に差が無いため、初参加でも気兼ねなく参加することが出来ます!



②:使えるデッキに制限が無い

勘違いされないように先に補足しておきますが、これは「禁止制限を無視することが出来る」という意味ではありません。仮にCSで禁止制限を無視してしまった場合、「人権を無視することが出来る」永続効果が適用され、明日からマグロ漁船行きです。

カジュアルデッキも基本的に自由に組むことができますが、まあその、何と言いますか「見えない圧力」みたいなものがあるじゃないですか。誘発がどうのとか、バロネスを出すなとか。

CSではそのようなことはありません!基本ルールに則った戦術である限り、どんなクソゲーも許されます!ガンガン嫌がらせしましょう!永続罠も貼りまくりましょう!スキドレは消えろ



③:参加者の目的が一致している

これも②とほぼ同じことですが、CSに出ている人は殆どの場合、「勝ちたい」という目的を持って来ている人です。稀に「好きなデッキを持ってきたぞ!0-4でわろたw帰宅!」といった戯言を元気にツイートしている”狂い人”もいますが、大体の人は勝ちたいんですよ。

これがどうメリットとして作用するのかというと、試合後のお喋りがしやすいんです。相手が何のアニメが好きか?とか、何のカードが好きか?などを気にすることなく、試合の流れを振り返るだけでも十分な会話になるんです。



CSの参加方法


まずはTwitterなどでCSの開催情報をキャッチします。

あとは各CSで定められている方式で参加申請を出せばいいのですが、最近は参加申請・大会進行共に「トナメル」を使う場合が多いです。

トナメルで参加登録を行った後は実際に会場に行くことになります。


①:CS前日までにやるべきこと


〇デッキの調整

当日朝に突然神のプランが思いつくこともありますが、大体大変なことになるので前日までに準備しておくのが無難です。


〇サプライの用意

スリーブが裂けていたり汚れていないかなどのチェックや、プレイマットの用意、サイコロ・メモ帳・ペンなどがあるかを確認しましょう。特にメモ帳とボールペンに関しては忘れる人が多く、会場周りのコンビニでボールペンを買っているのは大体YPです。YPのカバンをひっくり返したら大体コンビニの安いボールペンが出てきます。


〇大会要項の確認

これも最悪当日でも大丈夫ですが、前日に確認しておくのが無難です。
会場の場所や大会独自の禁止カード(抵触しやすいのは「威嚇する咆哮」「和睦の使者」など)の確認を怠るべからず。



②:CS当日にやること


〇会場に到着

急に幼稚園児みたいな項目が出てきたなと驚く人が多いかもしれないですが、YPの通る道には未知の脅威が潜んでいるため、当日に遅刻したり、音信不通になったりする人が多発します。一先ず会場には到着しましょう。


〇デッキレシピの提出

基本的には遊戯王ニューロンでデッキ画像を生成(上記図参照)して、主催者や大会のTwitterアカウントにDMで送る事が多いです。

(追記)
Twitterの仕様変更により、トナメルのシステムや公式LINE、Discordなどを使うことも増えるかもしれないです。


〇参加者と楽しく交流☆

しなくていいです。会場の隅っこでお茶飲みながらマスターデュエルでもしてましょう。仲いい人がいるなら話しててもいいですが、どうせYPなんてぼっちばっかりなので一人でいても言うほど目立たないです。†俺はソロだ†


〇試合開始

試合をします。物腰柔らかく楽しくやりましょう。何か違和感を感じたら遠慮せずにジャッジを。大会で起きるアクシデントの半分くらいは「さっさとジャッジ呼べよ」案件なので音の速さで呼びましょう。「口寄せの術」を使うのも手です。

ルールに関しては流石に交流会よりも厳しく見られますが、まあ本来巻き戻しなんて基礎ルールに含まれてないので仕方ないということで。


〇予選突破orサブイベント

参加者数にもよりますが、基本的に1敗未満であれば大体通ります。

勝ってたら決勝トナメ進出、負けたらサブイベントに進むかドロップして家に帰りましょう。ドロップする場合は一応主催者への挨拶を忘れずに。



〇デッキレシピ・結果のツイート

必ずやりましょう。気持ちよくなれます。




CSに出るのが怖い人へ


CSに出るのが怖い!といった人の意見としてよく見られるのは

・ルールミスを指摘されて負けたらどうしよう
・不正やチートが怖い
・威圧的な相手が多そう
・シャカパチが~
・制圧が~

あたりでしょうか。下二つは宗教戦争なので無視します。


ルールミスに関しては、余程のレベルでない限りは大丈夫です(ミラーフォースをサイクロンで無効にしようとするレベルでなければ)
流石に自分のデッキのカードくらいはある程度把握しておくのがマストですが、そこまで細かく知らなくても大抵はジャッジと事務局のお姉さんが解決してくれます。(あんまりテキストを読みまくると怒られるので、環境デッキに関しては薄っすらと知っているくらいの状態にしておいた方がいいです)

不正・チート・威圧的な相手に関しては残念ながら存在しますが、そういう相手をぶちのめしてボコボコにするの、楽しくないですか?ないですか、そうですか……
冗談はさておき、不正チートなんか交流会でも公認大会でもやるやつはやるので気にするだけ損ですよ。
威圧的な相手も、どこに行っても致命的に人間とコミュニケーションが取れない動物はいるので、割り切りましょう。

昔はCSと言えば身内でやっているようなアングラなイメージがありましたが、最近は動画投稿も行っているネクストプレイ杯の存在であったり、城下町デュエルのバチカンさんがCSに参加したりと、だんだんと一般プレイヤーの中にも浸透してきているように感じます。

昔嫌なことがあって出たくなくなったという人や、出たことが無くて出るのが怖いという人も、まず一回出てみませんか?その一回で世界が変わることも大いにあると思います。少なくとも僕はそうでした。

いきなりCSに出るのが怖いという人は公認大会でもいいです。大会はどんな人にも平等に対戦相手を用意してくれます。故に、「陰キャならCSに行け!」ということですね。

色々な問題もありますが、CSも遊戯王の楽しみ方の一つです。様々な楽しみ方を見つけて、楽しいカードゲームライフを送りましょう♪



ところでみなさんぼっち・ざ・ろっく!!という神アニメは見ましたか?見てない?

何してんだ早く見に行け

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