23/2/24

仕事帰りに池袋のジュンク堂で『ねむらない樹』の最新号を買って帰った。
笹井賞、箸棒だったのはわかってはいたけれど、本誌を読んでしまったことでそれがひっくり返りようのない事実であることが固定されてしまった感がありわずかにさみしさがあった。
大賞受賞作の瀬口真司『パーチ』は読むのを楽しみにしていたのだけど、特に終盤十首くらいの一首ごとにボルテージが上がっていくような歌い方には圧倒された。また、座談会で染野太郎が「ネオ塚本邦雄」という言葉を出してきたあたりでリアルに「おお……」という声が漏れてしまう。
『ねむ樹』の発売や総合誌の新人賞の発表号直後はTwitterのタイムラインがその話ばかりになるのでお祭り感がでますね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?