老子がやばすぎる
最近読んだ本。
老子。
とてつもなく、広い概念の話をする書物であり。一文に対してかなり深く考え込まされる。
俺の今の言語能力ではあまり上手く説明する事は難しい。
でも、今の成長しなくてはいけないというような、社会の圧力に悩まされている人間はとても為になる。
簡潔に説明すると。
老子の最初で最大の概念として説明されるのが
「道」(タオというらしい)
人間は、この道に背くような生き方はいずれ無理が出るというものだ
いわゆる、俺の道はこうだ!!的なものではない。
老子の最初はこう始まる。
道とはこういうものだと言って指し示す事のできるものではない。
なんという事か。一番最初に説明する内容のものに対して、説明できないと宣言する書物である。
しかし、その後上手く説明できないものを説明しようとする供述が続く。
しかし、文頭でこの説明を繰り出したのは、一番大事だからであろう。
道とは万物の母である。生まれる事もなくなる事もない
道は全ての物事に影響している法則なようなものだと捉えるのが簡単だろうか。俺はそのように捉えた。
こんなような記述がいくつも続く。わかるようなわからないような書物である。そもそもわかるとはなんだろうか、個人の解釈でその個人の視点から見える景色がよく見えるように感じただけなのではないだろうか。
言葉により言葉を超えたものを説明する素晴らしい書物だと思いました。
ちなみにこの本の出版社がべつものを俺は2冊持ってます。
ファンです。この考え方の。
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